写真:西岡春喜(写真左)、高村勇気(写真右・ともに北陸大)/提供:北陸大学
卓球ニュース 北陸大・高村勇気、UNIVAS AWARDSで卓球界唯一の優秀賞 専修大・出澤杏佳、駒澤大学卓球部も入賞
2024.02.09
文:ラリーズ編集部
2月1日、一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)の「UNIVAS AWARDS2023-24」が発表された。
卓球界からは北陸大学の高村勇気(3年富山商業高出身)がマン・オブ・ザ・イヤーの優秀賞に選出され、卓球界唯一の優秀賞となった。
また、西岡春喜(北陸大学2年・志貴野高出身)がサポーティングスタッフ・オブ・ザ・イヤーに入賞、出澤杏佳(専修大学3年・大成女子高出身)がウーマン・オブ・ザ・イヤーに入賞、駒澤大学卓球部がRallysとの講習会でKDDI賞「大会・プロモーションに関する優秀取組賞」に入賞を果たしている。
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高村勇気、卓球界唯一の優秀賞
UNIVASとは、『大学スポーツを通して、学生の人間力を高め、多様な世界に解き放ち、よりよい自分、よりよい社会へと導く』という理念の下、220の短大・大学が加盟している大学スポーツ団体だ。
UNIVASの理念の体現に貢献をした運動部学生やスポーツに関わる学生、団体をUNIVAS AWARDSとして、毎年各カテゴリーに分けて表彰が行われている。
今回の「UNIVAS AWARDS2023-24」には、全国の加盟大学・競技団体から応募が寄せられ、UNIVAS表彰委員会による厳正な審査の結果を経て、優秀賞、入賞者および団体が決定しました。
2023年、北陸大学の主将を務めた高村と主務の西岡は、北信越大会や全国大会での好成績や精力的なボランティア活動への取り組みなど部の発展と競技力向上に尽力した経験が評価され、受賞に至った。
写真:高村勇気(北陸大)/提供:北陸大学
卓球界唯一の優秀賞となった高村は、「今回、チームと自分の活動が認められ、優秀賞を取ることができ、とても嬉しいです。自分は、現在就職活動を行なっているので、今回の経験を活かして、後悔のない就職活動にしたいです。また、残り少なくなってきた大学生活をより充実したものにできるように、卓球に限らず、今後も幅広い事にチャレンジしていきたいと思います」と受賞の喜びを語った。
卓球界でのUNIVAS AWARDS受賞者
マン・オブ・ザ・イヤー
※文武両道を実践し、他の模範となる運動部学生を表彰する
高村勇気(北陸大学)
ウーマン・オブ・ザ・イヤー
※文武両道を実践し、他の模範となる運動部学生を表彰する
出澤杏佳(専修大学)
サポーティングスタッフ・オブ・ザ・イヤー
※運動部学生や運動部を支える活躍をした学生を表彰する
西岡春喜(北陸大学)
KDDI賞「大会・プロモーションに関する優秀取組賞」
※ 大会・競技の普及や活性化、集客・応援促進のための大会プロモーションに関する優秀取組事例を表彰する
駒澤大学卓球部:駒澤大学×Rallys講習会
UNIVAS AWARDSとは
「UNIVAS AWARDS」とは、競技成績のみならず、学業充実や安全安心、大学スポーツの盛り上げ等に著しい成果をあげ、大学スポーツの振興と参画人口拡大に向けて活動している「UNIVAS」の理念の体現に貢献した学生アスリートやスポーツに関わる学生、OB・OG、指導者、団体を選出し、大学スポーツ全体の活性化に繋げることを目的としている。
5年目となる今回は、全国の加盟大学・競技団体より合計154件の応募が寄せられ、UNIVAS表彰委員会による厳正な審査の結果を経て、優秀賞、入賞者および団体を決定した。
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