写真:ドイツOPでは電光掲示板に武漢加油!(武漢頑張れ!)のメッセージが表示/提供:ittfworld
卓球ニュース ITTFが新型コロナウイルスへの声明発表 石川、平野も武漢へ応援メッセージ
2020.02.07
文:ラリーズ編集部
6日、ITTF(国際卓球連盟)は、新型コロナウイルスの感染拡大をうけ、中国へマスクと医療スーツの提供支援を行うことを公式ホームページで発表した。中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスは感染拡大を続けており、中国のみならず、香港やフィリピン、日本でも感染者が出始めている。
卓球界から中国へ支援
写真:ドイツOPでは電光掲示板にBe Strong, Wuhan!(しっかり、武漢!)の応援メッセージが表示/提供:ittfworld
すでに3万人以上に感染が広がっているという中国では、フェイスマスクと医療スーツが不足が大きな問題となっている。そのため、ITTFは必要物資のサプライヤーとメーカーの情報、物資を中国へ届ける方法を卓球界で広く募集している( ittf@ittf.com )。その情報を基に中国卓球協会が購入し、中国の被災地に寄付を行う。
ドイツOP中には選手たちが武漢へ応援メッセージ
写真:ドイツOPでは電光掲示板に武漢加油!(武漢頑張れ!)のメッセージが表示/提供:ittfworld
1月28日から開催されていたドイツオープンの会場では「武漢加油!(武漢頑張れ!)」、「Be Strong, Wuhan!(しっかり、武漢!)」のメッセージが電光掲示板に試合中も表示されていた。
31日には、女子ダブルス準優勝の日本の石川佳純(全農)、平野美宇(日本生命)を筆頭に、韓国の鄭栄植(チョンヨンシク)と李尚洙(イサンス)やティモ・ボル(ドイツ)ら各国の選手が、「武漢加油!(武漢頑張れ!)」と応援メッセージを送る動画もITTFの公式Twitterで公開されている。
選手たちのメッセージはこちら
From the world of #tabletennis and the whole ITTF family:
Be strong, #Wuhan 💪 pic.twitter.com/Suwp0RaIEI
— ITTF World (@ittfworld) January 31, 2020
新型コロナウイルスの感染拡大により、2月末に中国海南省で開催が予定されていたアジアカップの延期が発表されており、卓球界にも影響が出始めている。ITTFは、今後の大会スケジュールの変更がある場合は、速やかにアナウンスすると発表している。