Tリーグ琉球、プロ卓球初のクラブトークン発行 "ブロックチェーン"でファン活性  | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

図:琉球アスティーダ、トークン発行の仕組み/提供:琉球アスティーダ

卓球ニュース Tリーグ琉球、プロ卓球初のクラブトークン発行 “ブロックチェーン”でファン活性 

2021.07.21

文:ラリーズ編集部

Tリーグ男子の琉球アスティーダが21日、プロ卓球チーム初となるクラブトークンの発行と販売開始を発表した。

プロスポーツチームによるクラブトークン発行が活況に


写真:FCバルセロナのメッシ/提供:AFP/アフロ

プロスポーツチームのトークン発行は、スペインサッカーのFCバルセロナが公式トークン発売から2時間足らずで130万ドル(約1億4000万円)を売り上げたことで話題となったが、国内でもJリーグの湘南ベルマーレ、Bリーグの仙台89ERS他が導入するなど、広がりつつある。

クラブトークンの保有者には、チーム運営に関わる投票などの企画に参加する権利が付与され、よりチームが身近に感じられることから、スポーツファンの間で人気が高まりつつある。

トークンは売買も可能で、プラットフォーム上での取引状況に応じて価格が変動するため、チームの活躍や人気上昇に伴ってトークン自体の価値が上がる可能性がある点も注目されている。

琉球アスティーダ、プロ卓球チーム初のクラブトークンを発行


写真:Tリーグ男子年間王者の琉球アスティーダ/提供:Tリーグ

卓球のプロチームでは琉球アスティーダが初のチームトークン発行体となった。

ファンは、ブロックチェーン技術を利用したクラウドファンディングサイト「FiNANCiE(フィナンシェ)」上で、トークンを購入・保有することができ、VIPルームでの試合観戦やファン投票・交流イベントへの参加などの特典が得られる。

琉球アスティーダは今年2月にTリーグ男子の年間王者に輝くと、3月に東証プロマーケットに上場。4月には女子卓球チームの九州アスティーダ設立を発表するなど、新しいチャレンジを続けている。

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