文:ラリーズ編集部
26日、Tリーグ男子チーム・T.T彩たまが、台風15号,19号,21号による深刻な被害を受けた千葉県で「復興支援講習会」を行った。
講習会を企画したのは、T.T彩たまの監督・坂本竜介氏。「台風15.19.21号で多大なる被害に遭遇し、大変な思いをされている皆様に何か力になれないかと思い、私達卓球のプロチーム、プロ選手として最大限笑顔を届けられるのは『卓球』という思いから、知人の協力の元、微力ながら卓球講習会を行わせていただきました」と坂本監督は話している。
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3人の選手が参加
写真:講習会の様子/提供:坂本竜介監督
講習会にはT.T彩たまから坂本監督、岸川聖也、松平健太、神巧也の4人が参加し、急遽決まった開催にも関わらず、多くの地元の子どもたちが駆け付けた。
写真:講習会の様子/提供:坂本竜介監督
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坂本監督「今後もこのような活動を継続していきたい」
「スポーツの素晴らしい魅力は、言葉いらずとも『笑顔』『感動』『勇気』を届け、創作出来ることです。私達卓球プロチームは卓球プロチームとして最大限卓球で皆様に『笑顔』『感動』『勇気』を届け、創作出来るよう今後もこのような活動を継続していきたいと思います」と、坂本監督は今後の支援活動にも意欲を燃やした。
写真:全体の集合写真/提供:坂本竜介監督
今回のT.T彩たまの取り組みは、スポーツ球団の役割が“興行”だけでないことを示している。献身的な活動を行う「T.T彩たまの姿勢」には、坂本監督の精神が色濃く反映されているのだろう。