文:ラリーズ編集部
18日、全日本卓球選手権男子シングルス準々決勝が行われ、東京五輪代表の張本智和(木下グループ)がリオ五輪代表の吉村真晴(名古屋ダイハツ)を下し、4強入りを決めた。
東京五輪代表・張本智和vsリオ五輪代表・吉村真晴
写真:張本智和(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部
東京五輪代表に内定し、全日本を優勝して弾みをつけたい張本と、リオ五輪団体銀メダルに貢献し、今大会、虎視眈々と上位進出を狙う吉村の対戦。1点目は吉村が張本のミドルを打ち抜き、決戦の火蓋が切って落とされた。
得意のサーブから先手を取る吉村に対して、張本は吉村よりも前陣でラリーを展開し、吉村を振り回す。5-5まで一進一退の攻防となったが、そこから張本が突き放し、1ゲーム目は11-6で張本が先取した。
多彩なテクニックで粘りを見せる吉村だったが、2ゲーム目以降も張本が前陣を死守し、吉村のボールを尽く跳ね返す。結果、ゲームカウント4-0で張本がストレート勝ちを収めた。
勝利した張本は、丹羽孝希(スヴェンソン)を打ち破り、勢いに乗る戸上隼輔(野田学園高)と19日の準決勝で対戦が決まった。
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スコア詳細
写真:吉村真晴(名古屋ダイハツ)/撮影:ラリーズ編集部
■男子シングルス準々決勝
◯張本智和(木下グループ) 4-0 吉村真晴(名古屋ダイハツ)
11-6/11-5/11-4/11-5