森薗が10年のドイツ修行に終止符 個人トップで有終の美を飾る【ブンデスリーガ第18節 結果】 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

卓球ニュース 森薗が10年のドイツ修行に終止符 個人トップで有終の美を飾る【ブンデスリーガ第18節 結果】

2018.03.31

文:座間辰弘(Rallys編集部)

<3月29日 2017/2018ドイツ・ブンデスリーガ 男子1部 第18節>

2017/2018ドイツ・ブンデスリーガ男子1部の第18節が各地で行われた。

第18節の最後の試合日は、ブンデスリーガ(TTBL)のプレーオフに出場する4チームの順位が決まる重要な試合でもある。順位の変動により、組み合わせが変わる可能性があるからだ。4位のザールブリュッケンと2位のフルダ・マーバーツェルとの試合は、会場に720人来場。いつもより多くの観客が選手の活躍を観るために足を運んだ。

グリューンヴェッターズバッハ所属の森薗政崇(世界ランキング3月現在57位・明治大)は、ブレーメン戦に出場。チームは18節以前にプレーオフ進出が叶わないことが確定していたが、今シーズン最終戦にふさわしい熱戦となった。

エースとして2番と4番の2試合に起用された森薗。1番のチウ・ダン(同302位・ドイツ)が敗れ、迎えた2番ではスッチ(同62位・ルーマニア)に苦しみながらもフルゲームで勝利。3番が勝って迎えた4番では、相手エースのシュテガー(同21位・ドイツ)に1-3で惜しくも敗れた。チームとしては3-2で勝利し、7位で幕を閉じた。森薗の個人成績は16勝4敗となり、個人成績トップでシーズンを終了した。

ケーニヒスホーフェン所属の及川瑞基(同125位・専修大)はミュールハウゼン戦に出場し、Da.ハベソーン(同64位・オーストリア)に1-3で惜敗。各試合とも競り合ったが、チームは0-3で敗戦した。

第18節を終えて、レギュラーシーズンは終了。4月6日からプレーオフが開始される。

10年のドイツ修行の終わりを迎えた森薗

今シーズンを終えた森薗政崇からのコメントは以下の通り。

「10年間挑戦し続けたドイツもこれで一つの区切り。多くの事を学ばせてくれたドイツは僕の2つ目の母国です。チームは家族のような存在で最終戦後はみんな泣きながらお酒を飲んで盛り上がった。それを見てブンデスは本当にいい文化だなと感じました。ブンデス側のルールが変わり、日本と掛け持つことが許されたらまた参戦したいと思っています。」

来期からTリーグへの参戦が期待される森薗。中学時代から武者修行を続けてきたブンデスリーガでの挑戦は今シーズンで一区切りとなる。

ドイツ・ブンデスリーガ男子1部 第18節結果

グリューンヴェッターズバッハ 3-2 ブレーメン

チウ・ダン 1 (-12,7,-4,-6) 3 シュテガー
森薗政崇 3 (-10,5,-9,8,9) 2 スッチ
ワルサー 3 (-8,4,13,6) 1 アサール
森薗政崇 1 (-4, 10, -6, -9) 3 シュテガー
チウ・ダン 3 (10,10,4) 0 スッチ

ボルシア・デュッセルドルフ 3-1 グレンツァオ

フェガール 3 (6,6,9) 0 チオティ
シェルベリ 3 (9,-7,8,-12,10) 2 ゲラシメンコ
ハイスター 1 (13,-6,-10, -8) 3 シュリクター
フェガール 3 (5,5,6) 0 ゲラシメンコ

フルダ・マーバーツェル 3-0ザールブリュッケン

王熹 3 (8, 8, 3) 0 アポローニャ
グローツ 3 (-10, -9, 4, 6, 8) 2 フランチスカ
フィルス 3 (6, 6, 9) 1 トキッチ

オクセンハウゼン 3-1 ベルクノイシュタッド

ゴーズィ 3 (8, 7, -7, 6) 1 ロブレス
ディヤス 1 (-8, 4, -7, -9) 3 ドュダ
ジェラルド 3 (10, 7, 11) 0 セレダ
ゴーズィ 3 (9, 6, -5, 8) 1 ドュダ

ミュールハウゼン 3-0 ケーニヒスホーフェン

Da.ハベソーン 3 (8, 5, -10, 10) 1 及川瑞基
イオネスク 3 (17, 9, -8, -7, -11) 2 ヨルジッチ
ヤンカリク 3 (9, -8, 9, 9) 1 オルト

試合結果の見方

表記ルール: 選手名A ゲーム数(各ゲームのポイント)ゲーム数 選手名B
各ゲームのポイントの表記例: 選手Aが選手Bと対戦し、1ゲーム目11対6、2ゲーム目11対5、3ゲーム目12対10で選手Aが勝ち、選手Bが負けた場合、
「選手A 3(6,5,10)0 選手B」 または 「選手B 0(-6,-5,-10)3 選手A」 と表記。

ドイツ・ブンデスリーガ男子1部 個人成績トップ5

1位 森薗政崇 16勝4敗 (グリューンヴェッターズバッハ/日本・明治大)
2位 王熹 16勝7敗 (フルダ・マーバーツェル/ドイツ)
3位 クリスチャン・カールソン 15勝6敗 (ボルシア・デュッセルドルフ/スウェーデン)
4位 アントン・シェルベリ 15勝7敗 (ボルシア・デュッセルドルフ/スウェーデン)
5位 ウーゴ・カルデラノ 14勝7敗 (オクセンハウゼン/ブラジル)
※18位 村松雄斗 5勝4敗(オクセンハウゼン/日本・東京アート)

森薗政崇のブンデス修行インタビュー

【Real Voice・前編】10年の武者修行を経て。森薗政崇が語る「ドイツで戦う難しさ」
【Real Voice・後編】森薗政崇が語る ドイツでの私生活と苦悩

写真:伊藤圭