文：ラリーズ編集部
＜LIONカップ第24回卓球ジャパントップ12 SENDAI（兼2020世界卓球日本代表最終選考会） 2019年12月21日～12月22日＞
平野美宇（日本生命）が、2020年世界卓球日本代表最終選考会を勝ち抜き、世界卓球団体戦のメンバー入りを自力で掴み取った。
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試合後のコメント
写真：平野美宇（日本生命）/撮影：ラリーズ編集部
激動の五輪シングルス選考の最終戦でもあったグランドファイナル後、平野は「久しぶりに3日くらい休んだ。1年ぶりにゆっくりできた感覚だった」と休養を取りリフレッシュできたとコメント。
グランドファイナルから1週間での今大会だったが「選考会に気持ちが追いついていなかった。優勝できたのは少しびっくりとすごく自信にもなった」と振り返った。
優勝の要因については「久しぶりにプレッシャーもなく思い切ってできた。結果よりも目指している卓球を意識するといい卓球になった」と世界ランキングや五輪代表争いから解放され、少ないプレッシゃーの中で戦えていたことを明かした。
写真：平野美宇（日本生命）/撮影：ラリーズ編集部
2019年全体を「シングルスで五輪に出たかったので、自分としては悔しい1年だった。初めて『行きたいな』と思って五輪に挑戦したので、感じたことのない苦しさだった」と総括し、2020年の世界卓球に向けては「五輪前の大きな団体戦。もし五輪代表に選ばれたら試合に出させてもらえると思うので、中国選手に大きな舞台で1勝をあげて、日本に貢献できる選手になりたい」と力強く意気込みを述べた。
本日12月21日は父親の誕生日だという平野は「五輪のシングルスに出ることができなかったんですけど、誕生日に優勝することができた。少しでも恩返しできていたら嬉しいなと思います」と父親思いの側面も見せた。
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平野美宇の勝ち上がり
写真：平野美宇（日本生命）/撮影：ラリーズ編集部
準々決勝
〇平野美宇 4-2 成本綾海（中国電力）
6-11/12-10/6-11/13-11/11-7/11-7
準決勝
〇平野美宇 4-2 加藤美優（日本ペイントホールディングス）
11-8/11-13/11-9/11-9/10-12/17-15
決勝
〇平野美宇 4-2 早田ひな（日本生命）
11-7/6-11/11-7/11-7/6-11/11-4
