男子・同志社大、ルーキーが躍動　昨秋2位の関西学院大下す＜関西学生卓球リーグ1部＞

写真：デビュー戦に勝利した竹村浩輝（同志社大学）/撮影：ラリーズ編集部

大会報道男子・同志社大、ルーキーが躍動　昨秋2位の関西学院大下す＜関西学生卓球リーグ1部＞

2020.09.04

＜令和2年度秋季関西学生リーグ戦（1・2部）　9月4日～6日・横大路運動公園体育館＞

令和2年度秋季関西学生リーグ戦が4日開幕し、男女1部校の試合が行われた。男子は3校が棄権し5校で、女子は2校が棄権し6校でのリーグ戦となっている。男子は昨秋1位の関西大学が近畿大学に2-3で、同2位の関西学院大学が同志社大学に1-4で敗れた。

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男子は新戦力活躍で同志社大が先勝

写真：関西大学のルーキー津村優斗/撮影：ラリーズ編集部

男子1部では、昨秋53年ぶりにリーグ優勝を果たした関西大学が、近畿大学に2-3で敗れた。1年生の津村優斗（関西大学・鳥取敬愛高卒）、エースの福本卓朗（関西大学3年）が勝利をあげるも、あと1点が遠く勝利を逃した。

写真：貴重な勝ち星をあげた久世雄登（同志社大）/撮影：ラリーズ編集部

一方昨秋2位の男子・関西学院大学では、遊学館高でインターハイダブルスベスト8に入った大野聖弥、吉田勝紀の1年生コンビがデビュー。しかし、同志社大学の1年生・久世雄登（知立東高卒）が大野を、永田悠貴（3年）が吉田を、ともにフルゲームで下した。

写真：チームの勝利を決めた永田悠貴（同志社大）/撮影：ラリーズ編集部

また、亀田智士（同志社大3年）が大西尚弥（関西学院大学4年）にゲームカウント0-2と追い込まれたところから逆転、ルーキーの竹村浩輝（東山高校卒）もデビュー戦を勝利で飾り、チームは嬉しい1勝をあげた。

写真：亀田智士（同志社大学）/撮影：ラリーズ編集部

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女子は関西学院大、神戸松蔭大、同志社大が勝利

女子は昨秋1位、2位、3位の関西学院大学、神戸松蔭女子学院大学、同志社大学が勝利を挙げた。

写真：関西学院大学主将の小脇瑞穂/撮影：ラリーズ編集部

昨秋4位で同志社大学に2-3と惜敗した立命館大学の川面創監督は「緊張感がある久しぶりの試合という意味では選手とっては良い。でも、ベンチが5人しかいないし、応援もないし、リーグ戦の雰囲気がないのは少し悲しい感じはします。（初戦は敗れたが）リーグ戦なので切り替えて次からも頑張ります」とコメントした。

写真：田村美佳（立命館大学）/撮影：ラリーズ編集部

また、男女1部は5試合中3試合が、男女2部は5試合中4試合が3-2と接戦が多くなっている。川面監督は「久しぶりの試合であることや、選手はプレー中につい盛り上がって声を出してしまったら少し気を使ってしまう。また、5シングルスで初めから2台進行、チェンジエンドなしなど全体的に見ると選手たちは慣れてない部分が多いことから接戦が多くなっているのでは」と分析した。

男女1部はダブルヘッダーとなっており、本日もう1試合が行われる。

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