文:ラリーズ編集部
大学卓球界では大会が再開し始めている。9月4日から行われた関西学生リーグに続き、6日、北海道学生卓球連盟は、第53回会長杯争奪卓球大会を開催した。男子は斉藤怜吏(札幌大学1年)、女子は須藤未羽(札幌大学3年)と札幌大学アベック優勝を飾った。
大会は新型コロナウイルス対策として、当日朝に各自検温し、健康状態申告書を提出。試合会場入り口には消毒液が設置され、練習・試合時を除き、マスクの着用が義務付けられた。試合では、コートチェンジなし、大声を出した応援は控え、握手はせず一礼などの対策が講じられた。
新人選手がデビュー
1年生にとっては初の大会となり、高校時代に実績を残した新人選手が続々とデビューした。
1年生ながら優勝した函館大学付属有斗高出身の斉藤は、インターハイに加え、全日本選手権ジュニアの部、一般の部ともに出場経験のある実力者。また、男子では、札幌国際大学に入った国田広也が、岡山・関西高校でインターハイ団体ベスト8の実績を誇る。
また、札幌光星高校からインターハイや全日本ジュニアに出場した川瀨仁志は北海学園大学に、栃木の強豪・作新学院高出身の由井涼は札幌国際大学に進学した。
女子は、島根・明誠高から奥山瑚々、北海道・駒澤大学附属苫小牧高から鈴木亜依が札幌大学に、長野・松商学園高から太田有奈が札幌国際大学に入学している。
その他の主な新人選手は以下の通り。
主な北海道学生卓球連盟新人選手 男子
札幌大学
石見勇人(函館大学付属有斗高)
小西巧馬(岩内高)
斎藤怜吏(函館大学付属有斗高)
高野翔(旭川実業高)
真野悠(駒澤大学附属苫小牧高)
山本佑真(駒澤大学附属苫小牧高)
吉本宏弥(室蘭東翔高校)
札幌国際大学
北村侑也(札幌北斗高)
国田広也(関西高)
熊田拓人(精華高)
田中政也(精華高)
中野鴻(大阪桐蔭高)
松岡優斗(旭川実業高)
山中駿吾(士別翔雲高)
由井涼(作新学院高)
北海道教育大学旭川校
谷野永和(旭川北高)
北海道大学
野口志恩(柏陽高)
吉田元輝(鈴鹿高専)
石山大地(苫小牧東高)
乙部賢太朗(川越東高)
紙井健人(富山高)
北海学園大学
大久保駿(滝川西高)
川瀨仁志(札幌光星高)
中森滉星(士別翔雲高)
北海道科学大学
堅田健人(札幌手稲高)
小林零(札幌琴似工業高)
清水晃彩(北海道科学大学高)
松崎蒼大(八雲高)
川原拓士(倶知安高)
主な北海道学生卓球連盟新人選手 女子
札幌大学
奥山瑚々(明誠高)
鈴木亜依(駒澤大学附属苫小牧高)
札幌国際大学
太田有奈(松商学園高)
北海道大学
菊地彩希(札幌東高)
北海道教育大学旭川校
金田花菜(札幌東高)