チームのために重ねた勝ち星は20超 信号器材・厚谷武志、ゴールデンラケット賞に輝く | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:厚谷武志(信号器材)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 チームのために重ねた勝ち星は20超 信号器材・厚谷武志、ゴールデンラケット賞に輝く

2020.11.12

文:ラリーズ編集部

<2020年度後期日本卓球リーグ熊本大会 2020年11月11日~11月15日 熊本県立総合体育館>

12日、2020年度後期日本卓球リーグは大会2日目を迎えた。初日から引き続き、男女2部の熱戦が続いている。

クローバー歯科の全勝変わらず

男子2部では、クローバー歯科カスピッズが琉球レオフォルテにマッチカウント4-0でストレート勝ち。新人の矢吹悠(近畿大→クローバー歯科カスピッズ)が初起用され、期待に応える勝利をあげた。これで6勝0敗0分と全勝首位をキープしている。


写真:クローバー歯科カスピッズの矢吹悠/撮影:ラリーズ編集部

また、信号器材は、カットマンの厚谷武志が「久しぶりの試合で緊張してしまい、自分のプレーが全く出せない状態だった」と振り返りながらも、宝利貴也(JR北海道)にフルゲームで競り勝ち、チームも勝利。4勝0敗2分と無敗のまま上位を追いかけている。

厚谷は大会2日目の勝利で、通算獲得ポイントが20Ptを越え、ゴールデンラケット賞を受賞した。本人は、「正直全く気にしていなかった。個人賞にとらわれず、チームとしての結果を意識して1戦1戦やっていけたら。徐々に調子をあげてベストプレーを出せるように頑張ります」と気を引き締めた。


写真:厚谷武志(信号器材)/撮影:ラリーズ編集部

ゴールデンラケット賞は、他にもJR北海道の川島勇樹も今大会の勝利で受賞している。

>>厚谷武志(信号器材)の用具紹介|俺の卓球ギア#45

ゴールデンラケット賞とは

日本リーグには、チーム・個人の勝利数に応じて、賞が授与される。前述のゴールデンラケット賞は通算獲得ポイントが20Pt到達時の表彰だ。ポイントは1部1勝=1Pt、2部1勝=2/3Pt、3部=1/3Ptとし、1・2・3部の通算ポイントが加算される。

【2日目】男子2部 2試合目

協和発酵バイオ 2–2 関西卓球アカデミー

〇千葉悠平 3-0 金森翼
亀石翔吾 2-3 〇各務博志
〇窄口飛翔 0-3 坂根将大
〇松岡優人 3-0 田中智大

〇クローバー歯科カスピッズ 4-0 琉球レオフォルテ

〇松下大星 3-0 花木誠弥
〇矢吹悠 3-0 伊志嶺鷹啓
〇田添響 3-0 西里完
〇卯木将大 3-0 渡部将史

信号器材 3–1 JR北海道

佐藤佑飛 1-3 〇水谷良紀
〇福田修也 3-0 能戸大夢
〇厚谷武志 3-2 宝利貴也
〇北原大輝 3-0 長門幹

トヨタ自動車 2–2 豊田自動織機

北口大輔 1-3 〇二木啓太
畑直希 2-3 〇岡田聖世
〇山本駿介 3-1 渡邉朋之
〇南里和輝 3-2 仲田貴亮

【2日目】女子2部 2試合目

〇豊田自動織機 3–1 JR北海道

佐藤風薫 1-3 〇三橋愛可
〇稲吉紗英 3-0 岡れいさ
〇田中千秋 3-2 杉渕栞
〇原田杏菜 3-2 三和明日美

神戸松蔭女子学院大学 2–2 百十四銀行

〇鶴岡菜月 3-0 横山有沙
枝廣瞳 2-3 〇谷本史奈
〇鈴木理彩 3-0 松澤帆乃果
榎谷優香 1-3 〇松本さゆり

>>初日全勝のクローバー歯科と朝日大が激突<後期日本卓球リーグ2日目見どころ>