文:ラリーズ編集部
<2021年7月27日~29日 第75回近畿高等学校卓球選手権大会 丸善インテックアリーナ大阪>
27日~29日にかけて第75回近畿高等学校卓球選手権大会が行われ、男子団体では東山高校、女子団体では四天王寺高校が優勝を果たした。
>>8シードの6枠を愛工大名電が占める 卓球・インターハイ男子シングルス組み合わせ
男子総括
男子団体決勝では、東山高校と育英高校が激突。1番シングルスとダブルスにエースの星優真が出場し、いずれも勝利。マッチカウント3-0で、東山が育英を破って近畿王者に輝いた。
写真:星優真/撮影:ラリーズ編集部
男子シングルス決勝では、星優真と西坂優也(滝川第二)が対戦。西坂は、今大会ノーシードから人見航希(東山)、佐藤匠海(東山)、川村康人(大阪桐蔭)ら、実力者を破って勝ち上がってきた。決勝でも番狂わせに期待が集まったが、星がさすがの実力を見せつけゲームカウント3-1で勝利を挙げた。
写真:原大翼/撮影:ラリーズ編集部
男子ダブルス決勝では、原大翼/人見航希ペアと星優真/佐藤匠海ペアの同士討ちとなった。星は団体とシングルスに続いて3冠がかかっていたが、原/人見ペアがゲームカウント3-1で勝利。星は個人3冠とはならなかったが、東山高校としては全3種目を制する結果となった。
男子結果
男子団体結果
優勝:東山
準優勝:育英
3位:上宮、滝川第二
男子シングルス結果
優勝:星優真(東山)
準優勝:西坂優也(滝川第二)
3位:原大翼(東山)、藤原大輝(大阪桐蔭)
男子ダブルス結果
優勝:原大翼/人見航希(東山)
準優勝:星優真/佐藤匠海(東山)
3位:和田晃典/村田優弥(滝川第二)、川村康人/藤原大輝(大阪桐蔭)
女子総括
写真:原芽衣/撮影:ラリーズ編集部
女子団体決勝では、四天王寺高校と香ヶ丘リベルテ高校が激突。大阪対決となったこの1戦は、菅澤柚花里が単複で2勝を挙げ、マッチカウント3-0で四天王寺が完勝。四天王寺は1回戦からオール3-0の無敗優勝を果たした。
写真:面田采巳/撮影:ラリーズ編集部
女子シングルス決勝では、原芽衣と面田采巳が対戦。四天王寺対決となったこの試合は、1年生の原がゲームカウント3-1で勝利した。
写真:菅澤柚花里/撮影:ラリーズ編集部
女子ダブルス決勝では原芽衣/藤田知子ペアと菅澤柚花里/中森帆南ペアが対戦。ゲームカウント3-1で原/藤田ペアが勝利した。また、この結果から原はシングルス・ダブルス・団体の3冠を達成した。
女子結果
女子団体結果
優勝:四天王寺
準優勝:香ヶ丘リベルテ
3位:龍谷大平安、姫路商業
女子シングルス結果
優勝:原芽衣(四天王寺)
準優勝:面田采巳(四天王寺)
3位:司千莉(香ヶ丘リベルテ)、中森帆南(四天王寺)
女子ダブルス結果
優勝:原芽衣/藤田知子(四天王寺)
準優勝:菅澤柚花里/中森帆南(四天王寺)
3位:遠山雅/岡井瑞姫(滋賀学園)、面田采巳/伊藤七海(四天王寺)
関連動画
兵庫県3連覇・育英高校に潜入
強豪・上宮高校に潜入
関連記事
>>“オールフォア”の東山高校卓球部は、常にPDCAを回す理論派集団だった