東山高校が全3種目制す 女子では四天王寺・原が3冠獲得<第75回近畿高等学校卓球選手権大会> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:星優真/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 東山高校が全3種目制す 女子では四天王寺・原が3冠獲得<第75回近畿高等学校卓球選手権大会>

2021.07.31

文:ラリーズ編集部

<2021年7月27日~29日 第75回近畿高等学校卓球選手権大会 丸善インテックアリーナ大阪>

27日~29日にかけて第75回近畿高等学校卓球選手権大会が行われ、男子団体では東山高校、女子団体では四天王寺高校が優勝を果たした。

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男子総括

男子団体決勝では、東山高校と育英高校が激突。1番シングルスとダブルスにエースの星優真が出場し、いずれも勝利。マッチカウント3-0で、東山が育英を破って近畿王者に輝いた。


写真:星優真/撮影:ラリーズ編集部

男子シングルス決勝では、星優真と西坂優也(滝川第二)が対戦。西坂は、今大会ノーシードから人見航希(東山)、佐藤匠海(東山)、川村康人(大阪桐蔭)ら、実力者を破って勝ち上がってきた。決勝でも番狂わせに期待が集まったが、星がさすがの実力を見せつけゲームカウント3-1で勝利を挙げた。


写真:原大翼/撮影:ラリーズ編集部

男子ダブルス決勝では、原大翼/人見航希ペアと星優真/佐藤匠海ペアの同士討ちとなった。星は団体とシングルスに続いて3冠がかかっていたが、原/人見ペアがゲームカウント3-1で勝利。星は個人3冠とはならなかったが、東山高校としては全3種目を制する結果となった。

男子結果

男子団体結果

優勝:東山
準優勝:育英
3位:上宮、滝川第二

男子シングルス結果

優勝:星優真(東山)
準優勝:西坂優也(滝川第二)
3位:原大翼(東山)、藤原大輝(大阪桐蔭)

男子ダブルス結果

優勝:原大翼/人見航希(東山)
準優勝:星優真/佐藤匠海(東山)
3位:和田晃典/村田優弥(滝川第二)、川村康人/藤原大輝(大阪桐蔭)

女子総括


写真:原芽衣/撮影:ラリーズ編集部

女子団体決勝では、四天王寺高校と香ヶ丘リベルテ高校が激突。大阪対決となったこの1戦は、菅澤柚花里が単複で2勝を挙げ、マッチカウント3-0で四天王寺が完勝。四天王寺は1回戦からオール3-0の無敗優勝を果たした。


写真:面田采巳/撮影:ラリーズ編集部

女子シングルス決勝では、原芽衣と面田采巳が対戦。四天王寺対決となったこの試合は、1年生の原がゲームカウント3-1で勝利した。


写真:菅澤柚花里/撮影:ラリーズ編集部

女子ダブルス決勝では原芽衣/藤田知子ペアと菅澤柚花里/中森帆南ペアが対戦。ゲームカウント3-1で原/藤田ペアが勝利した。また、この結果から原はシングルス・ダブルス・団体の3冠を達成した。

女子結果

女子団体結果

優勝:四天王寺
準優勝:香ヶ丘リベルテ
3位:龍谷大平安、姫路商業

女子シングルス結果

優勝:原芽衣(四天王寺)
準優勝:面田采巳(四天王寺)
3位:司千莉(香ヶ丘リベルテ)、中森帆南(四天王寺)

女子ダブルス結果

優勝:原芽衣/藤田知子(四天王寺)
準優勝:菅澤柚花里/中森帆南(四天王寺)
3位:遠山雅/岡井瑞姫(滋賀学園)、面田采巳/伊藤七海(四天王寺)

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