35大学270人超の東西日本の医療系学生集った交流卓球大会 金沢大・堅田が中心に作り上げた"最高のお祭り"堅田杯 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:堅田晃史(金沢大学医薬保健学域 医学類)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 35大学270人超の東西日本の医療系学生集った交流卓球大会 金沢大・堅田が中心に作り上げた“最高のお祭り”堅田杯

2023.10.11

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Rallys編集長。学生卓球を愛し、主にYouTubeでの企画を担当。京都大学卓球部OB。戦型:右シェーク裏裏

<第二回東西日本医薬保交流大会堅田杯 日程:10月7日~8日 場所:ANC アリーナ、穂高総合体育館 主管:信州大学医学部卓球部>

10月7~8日、第二回東西日本医薬保交流大会堅田杯のシングルスが行われ、大会実行委員長でもある堅田晃史(金沢大学医薬保健学域 医学類4年)が男子経験者シングルス1・2位トーナメント、男子ダブルスで2冠を飾った。

第二回東西日本医薬保交流大会堅田杯とは


写真:開会式で挨拶する堅田晃史(金沢大学医薬保健学域 医学類)/撮影:ラリーズ編集部

堅田杯とは、コロナ禍で大会がない医療系学生のために、2022年9月、急遽体育館が取れたことから1か月後の10月に第1回大会が開かれ、9大学100名もの参加者が集った非公式大会。金沢大学医薬保健学域 医学類の堅田晃史が大会実行委員長として主催し、第2回大会が2023年10月に開催された。


写真:試合以外での交流の様子/提供:堅田晃史

東西日本医療系学生間の交流ができるようにと考えられ、“卓球大会”という既存の常識を破った“最高の舞台での試合であり、最高のお祭りになったら”というコンセプトで運営された。試合間での景品抽選会や試合以外にも交流の為の様々な企画が実施された。


40個以上の景品が用意されました

また、オリジナルTシャツを作成したAndro、メッセージ動画や直筆の手紙を送った松平賢二、岩渕幸洋(ともに協和キリン)、取材・商品提供のRallysと、非公式試合ならではの協賛・協力企業や選手がいることも特徴の1つだ。


写真:岩渕幸洋(協和キリン)からの直筆の手紙とサイン入りユニフォーム/提供:堅田晃史

準々決勝まではTリーグルール(デュースなし、最終ゲーム6-6から)が採用され、LINEのオープンチャットによる試合のコール、審判はゲーム間のインターバルをスマホで計測するなど、スムーズな試合進行を意識した運営を信州大学が主体となり執り行われた。


信州大学の皆さん、運営ありがとうございました!

試合は、経験者と大学始めでトーナメントがわけられており、リーグ戦からの上位下位トーナメントで、同じレベルの相手と多く試合ができるような工夫が凝らされている。


Rallysグッズも景品として事前に主催者側に購入いただきました!着用してプレーしてくださる選手も!

実行委員長が意地のV

医学部だけでなく、薬学部や歯学部など幅広い医療系の学生が参加した堅田杯。経験者トーナメントには全国経験者や体育会の卓球部に所属する選手らもおり、35大学270名超が参加し、ハイレベルな戦いが繰り広げられた。

第1回大会でも自らが委員長を務め、シングルスを制していた堅田。TRYという石川県のクラブチームから全日本クラブ選手権にも出場した実力派サウスポーだ。


写真:堅田晃史(金沢大学医薬保健学域医学類)/撮影:ラリーズ編集部

思い切りの良いフォアドライブを連発し、決勝まで勝ち上がると、決勝でも松商学園高校出身の松林慧樹(信州大学医学部医学科5年)を3-0で下し、見事連覇を達成した。


写真:松商学園卒業後3浪して医学部に入ったという松林慧樹(信州大学医学部医学科5年)/撮影:ラリーズ編集部

堅田は、2日目に行われた男子ダブルスでも舘康太朗(金沢大学医薬保健学域 医学類5年)と組んだペアで優勝を飾り、見事2冠を達成した。


写真:堅田晃史(金沢大学医薬保健学域 医学類4年)/舘康太朗(金沢大学医薬保健学域 医学類5年)/撮影:ラリーズ編集部

女子経験者シングルスでは、大阪医科薬科大学から唯一参戦の古閑彩葉(大阪医科薬科大学薬学部4年)が、女子ダブルスでは吉田詩衣菜(金沢大学医薬保健学域 保健学類3年)/永井七実(金沢大学医薬保健学域 医学類1年)が優勝を果たした。

堅田晃史コメント


写真:堅田晃史と東京理科大学の皆さん/撮影:ラリーズ編集部

堅田杯を開く経緯は?

第1回を開催するまでは、医療系の大会はコロナ禍で制約がたくさんあり、なかなか開催できていませんでした。

ようやく少しずつ緩和されるようになってきた中で、これまでほとんど大会がなかったこともあり、交流するきっかけを作れたら楽しいなと思ってまずは練習試合を開きました。年1回の練習試合の関係だとちょっと薄いなと思い、せっかくなら交流大会を開こうと思ったのが第1回のきっかけです。

第1回も大会の1ヶ月前にたまたま体育館が取れて、死ぬ気で準備をして開催にこぎつけました。

その第1回大会が終わった後に参加してくれた3年生の方が、「私たちにとっては初めての大会でした。開催してくれて本当にありがとうございます」という言葉が胸に刺さり「よし!第2回をやろう」と決意しました。

そうやって1年間準備してきて最高の大会を開くことができました。


写真:試合だけでなく運営も行う堅田晃史(金沢大学医薬保健学域 医学類4年)/撮影:ラリーズ編集部

第2回を終えてみて

とりあえずホッとしました。直前で棄権もあって、タイムテーブルやリーグ戦の作り直しもあり、なんとか終わって本当にホッとしてます。


ダブルス表彰式では僭越ながら山下が賞状を読み上げさせていただきました

第1回は9校で100人行かないくらいでした。

第2回を開くにあたって、他の大会と何が違うのかと考えたときに、非公式大会ならではの協賛企業を募ったり、実業団選手にご協力いただいてメッセージをもらったりして支えていただき、さらには景品抽選会など企画を行い、東西日本の医療系大学間での交流を作れたかなと思います。


景品抽選会では堅田が賞品を手渡し

そのモチベーションはどこから来るのか


写真:堅田晃史(金沢大学医薬保健学域 医学類4年)/撮影:ラリーズ編集部

僕たちは医療系の学生で、他の実業団だったり、一般の学生と比べるとどうしても卓球の実力は劣ってしまいます。

ただ、その中でも“楽しんでやる”というのが医療系の良いところで、「じゃあその楽しみを作ってしまえ!」と思いついて、僕ができるならやろうとノリと勢いで突き進みました。


景品抽選会の様子

第3回に向けて

僕が4年生であと2回開けるチャンスがあります。

第1回は頑張って開いて、第2回は大会を大きくすることを意識していました。第3回は第2回と同じような規模でやりたいと考えています。

加えて、自分が6年生になると実習もあり出られないと思うので、第3回はやり方をある程度マニュアル化して引き渡せれば、第4回以降も続いていく大会になっていくんじゃないかなと思っています。


写真:堅田杯参加者の皆さん/撮影:ラリーズ編集部

大会協賛について

今大会にRallysは協賛させていただき、Rallysグッズを一部景品として購入いただき、現地取材も行いました。

大会協賛について興味のある大会主催者の方は下記よりお問い合わせください。

>>大会協賛に関するお問い合わせはこちらから

男子経験者シングルス 1・2位トーナメント

1位 堅田晃史(金沢大学医薬保健学域 医学類4年)


写真:堅田晃史(金沢大医薬保健学域 医学類4年)/撮影:ラリーズ編集部

2位 松林慧樹(信州大学医学部医学科5年)


写真:松林慧樹(信州大学医学部医学科5年)/撮影:ラリーズ編集部

3位 廣瀬高嶺(滋賀医科大学医学部医学科6年)


写真:廣瀬高嶺(滋賀医科大学医学部医学科6年)/撮影:ラリーズ編集部

3位 原慶市朗(愛知学院大学薬学部5年)


写真:原慶市朗(愛知学院大学薬学部5年)/撮影:ラリーズ編集部

男子ダブルス

1位 堅田晃史(金沢大学医薬保健学域 医学類4年)/舘康太朗(金沢大学医薬保健学域 医学類5年)


写真:堅田晃史(金沢大学医薬保健学域 医学類4年)/舘康太朗(金沢大学医薬保健学域 医学類5年)/撮影:ラリーズ編集部

2位 岡田和也(大阪大学医学部医学科6年)/森隆亮(大阪大学医学部医学科6年)


写真:岡田和也(大阪大学医学部医学科6年)/森隆亮(大阪大学医学部医学科6年)/撮影:ラリーズ編集部

3位 廣瀬高嶺(滋賀医科大学6年)/村上快(滋賀医科大学4年)


写真:廣瀬高嶺(滋賀医科大学6年)/村上快(滋賀医科大学4年)/撮影:ラリーズ編集部

3位 前川朋輝(大阪大学医学部医学科5年)/小林将人(大阪大学医学部医学科5年)


写真:前川朋輝(大阪大学医学部医学科5年)/小林将人(大阪大学医学部医学科5年)/撮影:ラリーズ編集部

女子経験者シングルス1・2位トーナメント

1位 古閑彩葉(大阪医科薬科大学薬学部4年)


写真:古閑彩葉(大阪医科薬科大学薬学部4年)/撮影:ラリーズ編集部

2位 戸田千尋(富山大学薬学部創薬科学科3年)


写真:戸田千尋(富山大学創薬科学科3年)/撮影:ラリーズ編集部

3位 田矢光(大阪大学医学部保健学科2年)


写真:田矢光(大阪大学医学部保健学科2年)/撮影:ラリーズ編集部

3位 山田楓果(岐阜薬科大学薬学部1年)


写真:山田楓果(岐阜薬科大学薬学部1年)/撮影:ラリーズ編集部

女子ダブルス

1位 吉田詩衣菜(金沢大学医薬保健学域 保健学類3年)/永井七実(金沢大学医薬保健学域 医学類1年)


写真:吉田詩衣菜(金沢大学医薬保健学域 保健学類3年)/永井七実(金沢大学医薬保健学域 医学類1年)/撮影:ラリーズ編集部

2位 川合幸乃(信州大学医学部保健学科1年)/野村結(信州大学医学部保健学科1年)


写真:川合幸乃(信州大学医学部保健学科1年)/野村結(信州大学医学部保健学科1年)/撮影:ラリーズ編集部

3位 久保田夏己(東京理科大学薬学部4年)/薩摩凜香(東京理科大学薬学部2年)


写真:久保田夏己(東京理科大学薬学部4年)/薩摩凜香(東京理科大学薬学部2年)/撮影:ラリーズ編集部

3位 古閑彩葉(大阪医科薬科大学薬学部4年)/今西陽世里(岐阜大学医学部4年)


写真:古閑彩葉(大阪医科薬科大学薬学部4年)/今西陽世里(岐阜大学医学部4年)/撮影:ラリーズ編集部

男子大学始め1・2位トーナメント

1位 秋田悠斗(名古屋市立大学薬学部2年)


写真:秋田悠斗(名古屋市立大学薬学部2年)/撮影:ラリーズ編集部

2位 三宅雄太(大阪大学医学部医学科4年)


写真:三宅雄太(大阪大学医学部医学科4年)/撮影:ラリーズ編集部

3位 春山直慶(信州大学医学部医学科1年)


写真:春山直慶(信州大学医学部医学科1年)/撮影:ラリーズ編集部

3位 宮脇信伍(岐阜薬科大学薬学部4年)


写真:宮脇信伍(岐阜薬科大学薬学部4年)/撮影:ラリーズ編集部

女子大学始め1・2位トーナメント

1位 佐々木彩結(山梨大学医学部医学科3年)


写真:佐々木彩結(山梨大学医学部医学科3年)/撮影:ラリーズ編集部

2位 田中優季(岐阜大学医学部2年)

3位 中川弥佳(大阪大学医学部医学科1年)


写真:中川弥佳(大阪大学医学部医学科1年)/撮影:ラリーズ編集部

3位 御子柴涼生(山梨大学医学部看護学科2年)


写真:御子柴涼生(山梨大学医学部看護学科2年)/撮影:ラリーズ編集部

男子経験者シングルス 3・4位トーナメント

1位 内泉遼哉(大阪大学医学部医学科1年)


写真:内泉遼哉(大阪大学医学部医学科1年)/撮影:ラリーズ編集部

2位 須田友晃(日本大学医学部医学科1年)


写真:須田友晃(日本大学医学部医学科1年)/撮影:ラリーズ編集部

3位 林黎(大阪大学医学部医学科1年)

3位 立花匡(富山大学医学部医学科2年)

女子経験者シングルス3・4位トーナメント

1位 田邉平和(信州大学大学院1年)


写真:田邉平和(信州大学大学院1年)/撮影:ラリーズ編集部

2位 岡本真央(山梨大学医学部看護学科4年)


写真:岡本真央(山梨大学医学部看護学科4年)/撮影:ラリーズ編集部

3位 岩見日菜(大阪大学医学部看護学科1年)

3位 片野彩夏(広島大学薬学部4年)

男子大学始め3・4位トーナメント

1位 高野凌(信州大学医学部医学科1年)


写真:高野凌(信州大学医学部医学科1年)/撮影:ラリーズ編集部

2位 深来周平(新潟大学医学部医学科2年)
3位 笠井大地(富山大学薬学部薬学科3年)
3位 八幡諒也(金沢医科大学医学部医学科4年)

女子大学始め3・4位トーナメント

1位 荻野聖彩(信州大学医学部保健学科1年)


写真:荻野聖彩(信州大学医学部保健学科1年)/撮影:ラリーズ編集部

2位 奥田紗衣(岐阜大学医学部1年)
3位 荒井涼音(富山大学薬学部薬学科1年)
3位 小宮山芽生(新潟大学医学部医学科1年)

SNS交換王

江原佳輝(京都大学医学部医学科6年)

※会場にいる人の連絡先やSNSを2日目の13時時点で所持している数が一番多い人


写真:江原佳輝(京都大学医学部医学科6年)/撮影:ラリーズ編集部

「あいつめっちゃ楽しんどるやんけ!」賞

森隆亮(大阪大学医学部医学科6年)

※その名の通り、1番楽しんでそうな人。投票により決定


写真:森隆亮(大阪大学医学部医学科6年)/撮影:ラリーズ編集部

【動画】3浪乗り越え医学部進学|松林慧樹(信州大学医学部医学科)