期待のホープを一挙紹介!ホカバ全種目結果<卓球・全日本ホカバ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

大会報道 期待のホープを一挙紹介!ホカバ全種目結果<卓球・全日本ホカバ>

2018.08.01

*写真は全日本選手権ホープスの部女子第3位の青木咲智(福岡・石田卓球クラブ)

<2018年7月27日~28日・全農杯平成30年度全日本選手権(ホープス・カブ・バンビの部)・グリーンアリーナ神戸>

7/27,28の2日間に渡って開催された小学生以下日本一を決める全日本選手権ホープス・カブ・バンビの部(以下、全日本ホカバ)。今回は全日本ホカバで活躍した今後日本卓球界を支えていくであろう期待のホープたちを紹介していく。

ホープス男子優勝の松島輝空、カブ女子優勝の張本美和以外に、どのような金の卵たちがいるのだろうか。

ホープス女子優勝(初)の吉田一葉(山口・さくら組ジュニア)

現在小学6年生で、今まで全日本ホカバではベスト8に入賞したことは一度もなかったが、前年度カブ女子で優勝していた強敵・面手凛(岡山・T.Cマルカワ)にゲームカウント3-1で勝利し嬉しい初優勝を飾った。

今回ホープス女子で優勝したことにより、7月30日に平成30年度女子ホープスナショナルチーム(通称HNT)に追加選出された。

カブ男子優勝(初)の渡部民人(東京・偉関TTL)

現在小学4年生で平成30年度男子ホープスナショナルチーム(通称HNT)選出されている。

1998年ソウル五輪ダブルス金メダリストの偉関晴光が代表を務める偉関卓球ランドに所属しており、2年時のバンビ準優勝、3年時のカブ3位の雪辱を晴らし、念願の優勝を叶えた。

2年生のバンビ決勝で岩井田駿斗(鹿児島・誠卓球CL.)との激戦が話題になり、日本テレビ「PON」にてスーパー小学生として取り上げられていた。

バンビ男子優勝(初)の立川凜(広島・インフTTS)

現在小学2年生で平成30年度男子ホープスナショナルチーム(通称HNT)選出されている。

準々決勝では柴田洸(富山・STライトニング)とフルゲームの熱戦を繰り広げ、準決勝では加瀬楓真(千葉・千城クラブ)にゲームカウント3-1で勝利。29日になるはずだった試合が台風の影響で28日に短縮されたため、体力の心配もあったものの、決勝は大野颯真(鹿児島・ABBEY) に対しストレートで快勝した。

バンビ女子優勝(初)の高橋青葉(群馬・TIT)

現在小学2年生で平成30年度女子ホープスナショナルチーム(通称HNT)選出されている。

決勝では渡辺葵(新潟・新発田ジュニア)に2ゲームを先取されピンチに立たされるも、そこから3ゲームを巻き返し優勝。小学校低学年とは思えない強心臓ぶりを発揮した。

番外編:松島輝空は実は4きょうだい

実は松島輝空は4きょうだいで、今大会には3きょうだいが出場していた。

長男、松島輝空(そら)。2007年4月29日生まれの11歳。写真右側・父親である松島卓司さんは日本リーグ優勝経験・全日本実業団優勝の経歴をもつ元卓球選手である。

次男、松島翔空(とあ)。2009年2月12日生まれの9歳で、今大会もカブ男子ベスト8に進出。兄の背中を追い続けている。

長女、松島美空(みく)。2013年6月24日生まれの5歳で、幼稚園生ながらも決勝トーナメントに進出した。

実は今大会には出ていないが、次女には2015年11月11日生まれの2歳、松島愛空(あいら)がいる。張本兄妹と並ぶ卓球きょうだいとなれるか、これからも目が離せない。

全日本選手権(ホープス・カブ・バンビの部)最終結果

ホープス男子

<優勝>
松島輝空(京都・木下グループ)

<準優勝>
田畑雄飛(岡山・T.Cマルカワ)

<ベスト4>
吉山和希(埼玉・TC中原)、薜大斗(石川・かほくジュニア)

ホープス女子

<優勝>
吉田一葉(山口・さくら組ジュニア)

<準優勝>
面手凛(岡山・T.Cマルカワ)

<ベスト4>
青木咲智(福岡・石田卓球クラブ)、栗山優菜(福岡・AQクラブ)

カブ男子

<優勝>
渡部民人(東京・偉関TTL)

<準優勝>
日野湊介(千葉・柏ソレイユ)

<ベスト4>
佐々木雄大(福岡・片山卓球クラブ)、中野琥珀(神奈川・岸田クラブ)

カブ女子

<優勝>
張本美和(宮城・木下グループ)

<準優勝>
竹谷美涼(福岡・初喜TTC)

<ベスト4>
高森愛央(T.Cマルカワ)、佐藤希未(埼玉・マイダス)

バンビ男子

<優勝>
立川凜(広島・インフTTS)

<準優勝>
大野颯真(鹿児島・ABBEY)

<ベスト4>
加瀬楓真(千葉・千城クラブ)、小林右京(愛知・ピンテック)

バンビ女子

<優勝>
高橋青葉(群馬・TIT)

<準優勝>
渡辺葵(新潟・新発田ジュニア)

<ベスト4>
岩本詩菜(福岡・石田卓球クラブ)、廣田夢里(神奈川・岸田クラブ)

文・写真:ラリーズ編集部