ダブルス巧者の森薗・吉村「良い試合ができた」 宿敵ドイツペアの待つ準々決勝へ<韓国オープン> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:森薗政崇(左・BOBSON)、吉村真晴(名古屋ダイハツ)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 ダブルス巧者の森薗・吉村「良い試合ができた」 宿敵ドイツペアの待つ準々決勝へ<韓国オープン>

2019.07.04

文:ラリーズ編集部

<ITTFワールドツアー・韓国オープン 2019年7月2日~7月7日>

4日、韓国オープンは各種目決勝トーナメントが開始した。男子ダブルスの1回戦に森薗政崇(7月世界ランキング33位・BOBSON)/吉村真晴(同40位・名古屋ダイハツ)ペアが登場。チェコペアに3-0のストレートで快勝し、明日の準々決勝へと駒を進めた。

試合後森薗は「香港オープンで相手の片方(シルセック)が組んでいるダブルスとやって、そのときいい試合ができて、今回もいい試合ができた。僕らのテクニックに対して、あまり対応できていない気がしたので、比較的初戦にしては良い試合ができたかなと思う」と上々の滑り出しを見せた1回戦を振り返った。

吉村も「森薗選手のチキータに対して、相手が嫌がっていて、全体的に楽に試合を進めることができた。自分たちが試したいところも試せたので、いい形で初戦を終えられた」と森薗のチキータを勝因としてあげ、課題を確認しながら試合を進められたようだ。

また森薗は、香港オープン、ジャパンオープンに続き、3大会目となる吉村とのダブルスについて「まだ強いペアに勝てているわけではないので、次のドイツのペア(デューダ/邱党)などに勝つことができるとまた良くなってくるのかなと思う」とコメント。

次戦は、ジャパンオープンでフルゲームデュースで逆転負けを喫したドイツのデューダ(同53位)/邱党(同70位)ペアとの対戦。「1ゲーム目から気を引き締めて最後までしっかり戦っていく」と吉村も意気込む。ジャパンオープン準優勝のドイツペアから勝利をあげ、ダブルス巧者の森薗・吉村がまた1つ壁を乗り越え強くなれるか。次戦も目が離せない。

詳細スコア


写真:快勝した森薗・吉村組/撮影:ラリーズ編集部

〇森薗政崇/吉村真晴 3-0 ルボミル・ヤンカリク/パベル・シルセック(チェコ)
11-6/11-2/12-10

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