文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・韓国オープン 2019年7月2日~7月7日>
4日、韓国オープン・女子ダブルスで決勝トーナメントが開始した。日本から1回戦には平野美宇(7月世界ランキング9位・日本生命)/芝田沙季(同15位・ミキハウス)ペアが登場した。
平野・芝田は、ドイツのニーナ・ミッテルハム(同46位)/シャン・シャオナ(同117位)と対戦した。
一般に卓球のダブルスでは、横回転が残るサーブは味方が打ちづらくなるため使わないこともあるが、短髪で背格好も似た平野・芝田は、ともにシングルスでは巻き込みサーブ(手首を内側に巻き込むようにして逆横回転をかけるサーブ)からのラリーを得意としている似た戦型。今回ダブルスでも、巻き込みサーブからの展開で試合を組み立てていった。
1ゲームずつを取り合い迎えた第3ゲーム、第1ゲーム同様デュースにもつれるが、ラッキーなネットインでこのゲームを15-13で制する。その勢いのまま、ラリー戦となった第4ゲームも制した平野・芝田ペアに軍配があがった。
準々決勝で平野・芝田は、中国の陳夢(同1位)/王曼昱(同5位)との対戦が決まっている。中国ペア相手にどのような戦いを見せるのか注目だ。
詳細スコア
写真:入念にサインを確認する平野美宇(左・日本生命)、芝田沙季(ミキハウス)/撮影:ラリーズ編集部
〇平野美宇/芝田沙季 3-1 ニーナ・ミッテルハム/シャン・シャオナ(ドイツ)
13-11/6-11/15-13/11-9
〇中森帆南/大藤沙月 3-WO 陳思羽/チェン・シエンツー(チャイニーズタイペイ)
(相手棄権のため勝利)