文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・チェコオープン 2019年8月20日~8月25日>
大会4日目となる23日、男子シングルス2回戦に平野友樹(8月世界ランキング116位・協和キリン)が、1回戦で張本智和(同5位・木下グループ)を下したクリスチャン・プレテア(同115位・ルーマニア)と対戦。ゲームカウント4-3のフルゲームで平野が勝利し、準々決勝進出を決めた。
フルゲームの熱戦は平野に軍配
試合は、1ゲーム目を平野が奪取するも、3ゲームを連取され平野は後がなくなる。しかし、そこから5ゲーム目の接戦を制すと、6,7ゲーム目を連取し、逆転勝利を決めた。張本に逆転勝利を収めたプレテアに対し、平野は粘りを見せ、見事準々決勝進出を決めた
勝利した平野は、T2ダイヤモンド王者・林昀儒(リンインジュ・同13位・チャイニーズタイペイ)と対戦する。林昀儒は、T2ダイヤモンドで水谷隼(同14位・木下グループ)、馬龍(マロン・同3位・中国)、樊振東(ファンジェンドン・同2位・中国)を破り、世界に衝撃を与えた台湾期待の若手サウスポー。
勢いに乗る平野が、林昀儒の高速卓球に対し、どのような戦いを見せるのか注目だ。
>>水谷破った17歳・林昀儒が優勝 樊振東にも金星<T2ダイヤモンド>
詳細スコア
写真:クリスチャン・プレテア(ルーマニア)/提供:ittfworld
〇平野友樹 4-3クリスチャン・プレテア(ルーマニア)
11-7/6-11/9-11/9-11/11-9/11-5/11-4