文:ラリーズ編集部
<アジアジュニア&カデット卓球選手権大会 2019年9月2日~2019年9月7日・ウランバートル>
7日のアジアジュニア&カデット卓球選手権大会は最終日を迎えた。
各種目のチャンピオンが決まり、女子ジュニアシングルスでは長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)がチャンピオンに輝いた。
また、男子ダブルスでは宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)/戸上隼輔(野田学園)が、女子ダブルスでは木原美悠(JOCエリートアカデミー)/長﨑美柚が優勝を果たした。
男子複は同士討ちを制した宇田/戸上が優勝
男子ジュニアでは篠塚大登(愛工大名電高)が準決勝まで勝ち進み、日本選手で唯一最終日に残った。準決勝の相手は、宇田を破って勝ち上がったXIANG Peng(中国)だったが、1-4で敗れ、篠塚は3位に終わった。
男子ジュニアダブルス決勝は宇田幸矢/戸上隼輔と篠塚大登/曽根翔(ともに愛工大名電高)による同士討ちに。フルゲームまでもつれた決戦を制したのは宇田/戸上。シングルスでは最終日に残ることができなかった二人が、うっぷんを晴らす勝利で、頂点に立った。
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女子ジュニアは日本3選手が表彰台に
女子ジュニアは、ベスト4に小塩遥菜(JOCエリートアカデミー)、長﨑美柚、出澤杏佳(大成女子高)の日本選手3人が進出。
7日の準決勝、出澤は中国選手と対戦し、4-0で圧倒。決勝に駒を進めた。準決勝もう一方のカード、長﨑と小塩の日本選手対決は長﨑が4-2で制す。
出澤と長﨑による決勝は、第1ゲームを出澤が先取するも、その後は長﨑が主導権を握り、長﨑が4-1で勝利。長﨑美柚が女子ジュニアシングルスを制した。
女子カデットシングルスでは赤江夏星(貝塚第二中)が決勝に進出したが、中国選手に敗れ、惜しくも準優勝に終わった。
女子ジュニアダブルスの決勝には、木原美悠/長崎美柚が進出。準決勝までをすべて3-0で勝ち上がった同ペアは、勢いのままに決勝でも韓国ペアを3-1で下し、チャンピオンに輝いた。長﨑美柚は女子ジュニアシングルスとの2冠を達成した。
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アジアジュニア 日本選手の結果
男子ジュニアシングルス準決勝
篠塚大登 1-4 ○XIANG Peng(中国)
男子ジュニアダブルス決勝
○宇田幸矢/戸上隼輔 3-2 曽根翔/篠塚大登
女子ジュニアシングルス準決勝
○長﨑美柚 4-2 小塩遥菜
○出澤杏佳 4-0 WU Yangchen(中国)
女子ジュニアシングルス決勝
○長﨑美柚 4-1 出澤杏佳
女子カデットシングルス決勝
赤江夏星 1-4 ○CHEN Yi(中国)
女子ジュニアダブルス決勝
○木原美悠/長﨑美柚 3-1 SHIN Yubin/RYU Hanna(韓国)
アジアジュニア&カデット卓球選手権大会 最終結果
写真:アジアジュニア&カデット卓球選手権大会トロフィー/提供:ittfworld
男子ジュニア団体
優勝:中国 (日本は5位)
男子カデット団体
優勝:中国 (日本はベスト8)
女子ジュニア団体
優勝:中国 (日本は3位)
女子カデット団体
優勝:中国 (日本は3位)
写真:3位に入賞した日本カデット女子/提供:ittfworld
男子ジュニアシングルス
優勝:XU Yingbin(中国)
準優勝:XIANG Peng(中国)
3位:篠塚大登、LIU Yebo(中国)
男子カデットシングルス
優勝:CHEN Yuanyu(中国)
準優勝:JAIN Payas(インド)
3位:JANG Seongil(韓国)
女子ジュニアシングルス
優勝:長﨑美柚
準優勝:出澤杏佳
3位:小塩遥菜、WU Yangchen(中国)
女子カデットシングルス
優勝:CHEN Yi(中国)
準優勝:赤江夏星
3位:横井咲桜
男子ジュニアダブルス
優勝:宇田幸矢/戸上隼輔
準優勝:曽根翔/篠塚大登
3位:TAI Ming-Wei/FENG Yi-Hsin(チャイニーズタイペイ)、LIU Yebo/XU Yingbin(中国)
女子ジュニアダブルス
優勝:木原美悠/長﨑美柚
準優勝:申裕斌/RYU Hanna(韓国)
3位:小塩遥菜/出澤杏佳、NG Wing Lam/FUNG Wai Chu(中国香港)
ジュニア混合ダブルス
優勝:XU Yingbin/SHI Xunyao(中国)
準優勝:LIU Yebo/WU Yangchen
3位:宇田幸矢/木原美悠、JUNG Seongwon/CHOI Haeeun(韓国)