文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・スウェーデンオープン 2019年10月1日~10月6日>
大会4日目の10月4日、男子シングルス・2回戦に張本智和(10月世界ランキング5位・木下グループ)が登場し、世界ランク22位の王楚欽(ワンチューチン・中国)と対戦した。結果はゲームカウント4-0で王楚欽に軍配が上がった。
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中国期待の19歳 王楚欽が立ちはだかる
写真:オーストラリアオープンの王楚欽(中国)/提供:ittfworld
張本は2019年に入り、7月の韓国オープン、オーストラリアオープンと19歳の王楚欽に2度敗れており、リベンジをかけて臨んだ試合となった。
張本の両サイドに打ち分けるドライブに対し、王楚欽は早い打点でカウンターを繰り出す。王楚欽の精度の高いカウンターが尽く決まり、張本は1、2ゲーム目を簡単に奪われてしまう。
3ゲーム目、張本は緩く回転量の多いドライブとスピード重視の速いドライブを混ぜることで、王楚欽のカウンターの精度を落とすことに成功する。先にゲームポイントを奪った張本だったが、そこから王楚欽に逆転を許し、ゲームカウント0-3と後がなくなる。
4ゲーム目は序盤で突き放され、万事休す。16歳・張本は、今後、何度も対戦が予想される19歳の王楚欽に3連敗を喫した。
詳細スコア
張本智和 0–4 〇王楚欽(中国)
5-11/4-11/10-12/4-11