文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・スウェーデンオープン 2019年10月1日~10月6日>
大会5日目の10月5日、女子シングルス準々決勝に、劉詩雯(リュウスーウェン)、陳夢(チェンムン)、劉斐(リュウフェイ)、銭天一(チェンティエンイー)の中国選手4人が登場。
劉詩雯vs陳夢、劉斐vs銭天一の組み合わせとなった準々決勝は、陳夢と劉斐がそれぞれ同士討ちを制し、準決勝進出を果たした。
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劉詩雯、陳夢に3連勝とはならず
写真:劉詩雯(中国)/提供:ittfworld
準々決勝第1試合の劉詩雯と陳夢の対決は、通算成績では陳夢が勝ち越すも、現在は劉詩雯が2連勝中と、どちらが勝つかわからない一戦となった。
試合は、劉詩雯のピッチの速い両ハンドと陳夢のパワフルな両ハンドがぶつかり合い、互いに2ゲームずつ取り合う接戦となる。
しかし、その後は陳夢のバックハンドストレートが要所で決まり、2ゲームを連取。最後は18-16で陳夢がこの接戦を制した。
陳夢は2019年世界選手権の女子シングルス決勝戦で劉詩雯に敗れており、今回はその雪辱を果たす形となった。
準々決勝第2試合は、シングルス1回戦で石川佳純(全農)下したカットマン・劉斐と、長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)を下して勝ち上がってきた銭天一が対決。
試合は、劉斐が安定感抜群のカットで着実にポイントを重ね、4-1で銭天一を下した。
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詳細スコア
劉詩雯(中国)2-4 〇陳夢(中国)
7-11/12-10/11-4/8-11/5-11/16-18
〇劉斐(中国)4-1 銭天一(中国)
11-5/7-11/11-5/11-7/11-5