日本女子、準々決勝でヨーロッパ女王と対戦<JA全農 卓球チームワールドカップ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:平野美宇(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 日本女子、準々決勝でヨーロッパ女王と対戦<JA全農 卓球チームワールドカップ>

2019.11.07

文:ラリーズ編集部

<JA全農 2019ITTFチームワールドカップ東京大会 2019年11月6日~11月10日>

6日から開幕したJA全農 2019ITTFチームワールドカップ東京大会。日本女子は予選でオーストリア、アメリカを圧倒し、Bリーグ1位通過を決めた。

7日、予選全試合が終了し、決勝トーナメントの組み合わせが決定した。日本女子は8日19時半より行われる準々決勝で予選Cリーグ2位通過のルーマニアと対戦する。

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ヨーロッパチャンピオンとして参戦するルーマニア


写真:エリザベタ・サマラ(ルーマニア)/撮影:ラリーズ編集部

ルーマニアは、予選リーグではチャイニーズタイペイに敗れたものの1勝1敗で2位通過した。今年のヨーロッパ選手権では昨年に続く優勝を果たしているヨーロッパの強豪国だ。

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ルーマニアを支えるのは世界ランキング18位のベルナデッタ・スッチ、同28位のエリザベタ・サマラだ。

サマラはTリーグ・TOP名古屋にも所属しており、日本でのプレー経験も持つ長身のサウスポー。今年のヨーロッパ選手権では大会通して6勝0敗と、現在30歳ながらルーマニア牽引する大黒柱だ。


写真:T2ダイヤモンドでのベルナデッタ・スッチ(ルーマニア)/撮影:ラリーズ編集部

スッチは、T2ダイヤモンドマレーシア大会では、ピンク色のラバーを使用し卓球界を驚かせた。もちろん実績も十分で、ヨーロッパ選手権では5勝0敗とチームの連覇に貢献、世界卓球ブタペスト大会でもベスト32に入った実力者だ。

アジア系選手の台頭が目立つ女子卓球界で存在感を放つルーマニアを準々決勝で日本女子が迎え撃つこととなった。

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日本女子は予選を終え手応え十分


写真:予選を2連勝した日本女子。左から伊藤美誠、馬場監督、佐藤瞳/撮影:ラリーズ編集部

6日の予選2試合を終えた後、日本女子代表・馬場監督は「ダブルス・伊藤が2試合出て、石川・平野もシングルスに1試合出て、大会の雰囲気に慣れてきた」と準々決勝に向けて前向きなコメント。

また、東京五輪と同じ方式で行われる今大会はダブルスから団体戦がスタートする。日本女子は予選2試合を石川佳純(全農)/平野美宇(日本生命)ペアで戦った。平野は「お互いの良さが出せている。石川さんが決めてくださったり、ダブルスならではの良さがある」と語れば、石川も「ミスしても次美宇ちゃんが入れてくれる安心感がある」とお互い信頼感を口にしており、手応えを掴んでいるようだ。

日本女子は、ヨーロッパチャンピオンのルーマニアにどのような戦いぶりを見せるのか。8日19時半からの準々決勝に注目だ。

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