絶対女王・中国、盤石の勝ち上がり 男子は韓国チームが決勝へ<JA全農 卓球チームワールドカップ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:丁寧(写真奥)・劉詩雯(写真手前)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 絶対女王・中国、盤石の勝ち上がり 男子は韓国チームが決勝へ<JA全農 卓球チームワールドカップ>

2019.11.09

文:ラリーズ編集部

<JA全農 2019ITTFチームワールドカップ東京大会 2019年11月6日~11月10日>

9日、JA全農 2019ITTFチームワールドカップは大会4日目を迎え、男女準決勝が開始した。男子第1試合は韓国vsチャイニーズタイペイ、女子第1試合は中国vsチャイニーズタイペイが行われ、それぞれ男子韓国と女子中国が決勝進出を決めた。

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張禹珍が林昀儒を下す


写真:張禹珍(ジャンウジン・韓国)/提供:ittfworld

韓国vsチャイニーズタイペイの試合は、韓国が3-0で勝利を収めた。

1番ダブルスでは、チャイニーズタイペイの陳建安(チェンジェンアン)の台上プレーやフォアカウンターが冴え渡り、韓国ペアは2ゲームを連続で落としてしまう。しかし、世界選手権ベスト4の実績を持つ韓国の李尚洙(イサンス)/鄭栄植(チョンヨンシク)ペアは、陳建安のバックを狙う巧みな戦術転換で息を吹き返す。追い込まれながらも韓国ペアが3ゲームを連取し、逆転勝利を飾った。

2番シングルスは、張禹珍(ジャンウジン)と林昀儒(リンインジュ)の卓球ファン注目の対決。林昀儒のチキータを警戒した張禹珍がロングサーブからの展開を徹底する。林昀儒も得意のサーブから得点を重ねるが、この試合はラリー力で上回った張禹珍に軍配が上がった。

3番シングルスは、鄭栄植がバック対バックで終始優位に立ち、3-0のストレート勝ち。チームの決勝進出を決めた。

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男子準決勝 チャイニーズタイペイ 0-3 韓国


写真:2点取りで韓国を決勝に導いた鄭栄植/撮影:ラリーズ編集部

陳建安/廖振珽 2-3 〇李尚洙/鄭栄植
11-4/13-11/7-11/7-11/9-11

林昀儒 1-3 〇張禹珍
9-11/11-5/13-15/8-11

廖振珽 0-3 〇鄭栄植
2-11/7-11/9-11

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卓球王国・中国が決勝へ


写真:丁寧/撮影:ラリーズ編集部

女子準決勝、中国vsチャイニーズタイペイの試合は、絶対女王・中国が快勝し決勝へ駒を進めた。

1番ダブルスに登場したのは、世界卓球2017優勝の丁寧(ディンニン)/劉詩雯(リュウスーウェン)ペア。3ゲーム目は2-8から逆転し、ストレートでチャイニーズタイペイペアを下した。

2番シングルス、中国からは世界ランキング1位の陳夢(チェンムン)が登場した。対するチャイニーズタイペイは、Tリーグ・TOP名古屋でも活躍する鄭怡静(チェンイージン)。鄭怡静が1ゲーム目を制し、2ゲーム目以降も競り合いになる。しかし、百戦錬磨の陳夢が要所を締め、ゲームカウント3-1で2番シングルスをものにした。

3番は中国・丁寧vsチャイニーズタイペイ・陳思羽(チェンズーユ)の試合となった。1ゲーム目は10-1リードするなど丁寧が奪う。2ゲーム目には、男子顔負けの大きなラリーを両選手が演じ、会場の卓球ファンを唸らせる。ゲーム途中から丁寧は、腰が痛そうな仕草を見せるが、ゲームカウント3-1で勝利を掴みチームの決勝進出を決めた。

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女子準決勝 中国 3-0 チャイニーズタイペイ


写真:丁寧(写真奥)・劉詩雯(写真手前)/撮影:ラリーズ編集部

〇劉詩雯/丁寧 3-0 鄭先知/陳思羽
11-2/11-9/11-9

〇陳夢 3-1 鄭怡静
10-12/11-9/11-8/11-8

〇丁寧 3-1 陳思羽
11-3/12-14/12-10/11-4

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