文：ラリーズ編集部
＜ITTFワールドツアーグランドファイナル 2019年12月12日～12月15日＞
12日、今シーズン最後のワールドツアー、グランドファイナルが開幕した。混合ダブルス1回戦に日本の水谷隼（木下グループ）/伊藤美誠（スターツ）ペアが登場し、フランスペアを相手にゲームカウント3-0で完勝した。
勝利した水谷/伊藤ペアはこれで4強入り。準決勝では第1シードの黄鎮廷（ウォンチュンティン）/杜凱琹（ドゥホイカン・中国香港）ペアと対戦が決まった。
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水谷・伊藤が貫禄の勝利
写真：伊藤美誠（写真右）・水谷隼（写真左）/撮影：ラリーズ編集部
今大会第4シードの水谷/伊藤ペア。ブルガリアオープン優勝、オーストラリア、チェコ、スウェーデンでは準優勝と、安定して好成績を残してきた日本が誇る混合ダブルスだ。フランスペアに対しても初戦とは思えない安定した戦いぶりを見せ、危なげなく3ゲームを連取し、準決勝進出を決めた。
水谷は「今回出てるペアが五輪にも出てくる。（混合ダブルスは）団体やシングルスよりも勝つチャンスがある。ミックスに専念できれば（五輪で）優勝できるチャンスもある」と混合ダブルスに対する思いを述べた。
また、伊藤も「（ペアが）先輩だと普通は気を使うが、自分はしっかり戦術やコースについて（水谷に意見を）言える」と同郷・静岡県磐田市ペアの長所をコメント。水谷も「僕が（戦術やコースを）提案して、美誠の意見や田勢コーチの意見を聞いて、みんなの意見を合わせながら戦えている」と好調ぶりを伺わせた。
「出るからには優勝を狙う」と意気込んだ水谷/伊藤ペアの戦いから目が離せない。
詳細スコア
写真：トリスタン・フロール/ローラ・ガスニエ（フランス）/撮影：ラリーズ編集部
〇水谷隼/伊藤美誠 3-0 リスタン・フロール/ローラ・ガスニエ（フランス）
11-7/11-6/11-6
