文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・カタールオープン 2020年3月3日~3月8日>
大会4日目の6日、カタールオープン女子シングルス2回戦で、平野美宇(日本生命)がリオ五輪金メダリスト丁寧(ディンニン・中国)にゲームカウント0-4で敗れた。
平野美宇の前に立ちはだかった丁寧
写真:丁寧(ディンニン・中国)/提供:ittfworld
平野と丁寧は、通算12勝1敗と丁寧が大幅に勝ち越している。平野の唯一の勝利は“ハリケーンヒラノ”として平野が旋風を巻き起こした2017年のアジア選手権だ。
今回も平野旋風なるかと期待されたが、いきなり第1ゲームを4-11で落としてしまう。続く第2ゲームは、先に丁寧にゲームポイントを奪われるも、平野が追いつきデュースにもつれ込む。しかし、丁寧が要所を締め2ゲームを連取した。
第3ゲームも落とし、迎えた第4ゲーム。激しいラリーの応酬になるが丁寧が簡単なミスをしない。リーチの長い丁寧を打ち抜くために、平野もきわどいコースを狙うが、逆にミスに繋がってしまう。
平野は最後まで打開策が見つからず、終始気合十分の丁寧がベスト8に駒を進めた。
詳細スコア
平野美宇 0-4 〇丁寧(中国)
4-11/10-12/8-11/7-11