文:ラリーズ編集部
14日、ドイツの卓球ブンデスリーガでは、プレーオフ決勝が行われ、レギュラーシーズン1位のザールブリュッケンが3位のオクセンハウゼンを3-1で下し、初優勝を決めた。
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今季個人成績1位の尚坤が2勝の活躍
今回のプレーオフでは、最終5番のダブルスの代わりにシングルスが適応されることや、ゲームごとのコートチェンジも行われないなど、新型コロナウイルスの感染予防による措置がとられた。
レギュラーシーズン1位のザールブリュッケンは4位のブレーメンを、昨季チャンピオンのオクセンハウゼンはレギュラーシーズン2位のボルシア・デュッセルドルフをそれぞれ下し、決勝に駒を進めてきた。
奇しくも決勝は昨季と同じ顔合わせで、昨季はオクセンハウゼンが3-0で勝利している。
写真:パトリック・フランチスカ(ドイツ)/提供:ittfworld
今回の試合では、1番のパトリック・フランチスカ(ドイツ)がウーゴ・カルデラノ(ブラジル)とのエース対決をフルゲームデュースで制し、ザールブリュッケンを勢いづける。3番のダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)こそ敗れたものの、2番と4番で元中国代表左腕の尚坤(シャンクン・中国)が勝利し、優勝を決めた。
今シーズンからブンデスリーガに参戦し、シーズン個人成績1位の結果を残した尚坤の活躍もあり、ザールブリュッケンは嬉しいブンデスリーガ初タイトルを獲得となった。
プレーオフ決勝試合結果
オクセンハウゼン 1-3 ザールブリュッケン
ウーゴ・カルデラノ 2-3 〇パトリック・フランチスカ
3-11/11-6/10-12/11-9/10-12
シモン・ゴジ 1-3 〇尚坤
8-11/7-11/11-9/10-12
〇ヤコブ・ディアス 3-1 ダルコ・ヨルジッチ
11-9/12-10/12-14/11-3
ウーゴ・カルデラノ 0-3 〇尚坤
9-11/6-11/9-11