【中国卓球】19歳・孫穎莎、女子シングルス優勝 東京五輪模擬大会2冠達成 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:孫穎莎(スンイーシャ・中国)/提供:ittfworld

大会報道 【中国卓球】19歳・孫穎莎、女子シングルス優勝 東京五輪模擬大会2冠達成

2020.08.14

文:ラリーズ編集部

<卓球・東京五輪模擬大会(中国)8月8日~21日>

13日、中国で行われている東京五輪模擬大会の大会6日目が終了し、女子シングルスで孫穎莎(スンイーシャ・最新世界ランキング2位)が優勝を果たした。

許昕(シュシン)と組んだ混合ダブルスでも優勝している孫穎莎は、これで2冠達成となった。

>>孫穎莎(スンイーシャ)の使用用具・大会成績・プロフィール

19歳の若武者が2冠達成

孫穎莎は、日本の伊藤美誠(スターツ)や平野美宇、早田ひな(ともに日本生命)と同世代のいわゆる“黄金世代”の選手だ。2017年に行われた世界ジュニアでは、女子シングルスと女子団体で優勝を飾り、同じく2017年のジャパンオープンでワールドツアー初優勝を果たし、頭角を現した。


写真:孫穎莎(スンイーシャ・中国)/提供:ittfworld

すでに中国の中心選手となっている孫穎莎は、今大会準決勝で王藝迪(ワンイーディ・同12位)を4-1で下すと、決勝で王曼昱(ワンマンユ・同5位)をフルゲームの末下し、見事金メダルに輝いた。


写真:王藝迪(中国)/撮影:ラリーズ編集部

また、3位決定戦では、世界ランク1位の陳夢(チェンムン)に王藝迪(ワンイーディ)が勝利している。これにより優勝が19歳の孫穎莎、準優勝が21歳の王曼昱、3位が23歳の王藝迪となった。


写真:王曼昱(中国)/撮影:ラリーズ編集部

29歳の世界女王・劉詩雯(リュウースーウェン)、30歳のリオ五輪金メダリストの丁寧(ディンニン)は欠場しているが、中国女子の次世代を担う若手勢が上位を占める結果となった。

女子シングルス結果

準決勝

陳夢 2–4 〇王曼昱
王藝迪 1–4 〇孫穎莎

3位決定戦

陳夢 3-4 〇王藝迪

決勝

王曼昱 3-4 〇孫穎莎

男子シングルス準決勝結果

樊振東 2–4 〇梁靖崑
〇王楚欽 4–0 徐晨皓

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