文:ラリーズ編集部
<卓球・東京五輪模擬大会(中国)8月8日~21日>
16日、中国で行われている東京五輪模擬大会にて男女団体戦がスタートした。
14日までに混合ダブルス、男女シングルスの全試合が終了しており、混合ダブルスでは許昕(シュシン)/孫穎莎(スンイーシャ)ペア、女子シングルスでは孫穎莎、男子シングルスでは梁靖崑(リャンジンクン)が優勝を果たしている。
>>孫穎莎(スンイーシャ)の使用用具・大会成績・プロフィール
男女団体戦では順当な結果に
男子団体トップ2シードは、一団が馬龍(マロン)、許昕、樊振東(ファンジェンドン)、二団が林高遠(リンガオユエン)、梁靖崑、王楚欽(ワンチューキン)、女子団体トップ2シードは一団が陳夢(チェンムン)、孫穎莎(スンイーシャ)、王曼昱(ワンマンユ)、二団が陳幸同(チェンシントン)、顧玉婷(グーユーティン)、孫銘陽(スンミンヤン)となっている。
男女ともにトップ2シードチームは16日の初戦を勝利し、8強入りを決めている。
写真:馬龍/提供:ittfworld
男子一団の馬龍は怪我のためシングルスを棄権していたが、団体戦には出場した。初戦で1ゲームを落としたものの、ゲームカウント3-1で勝利を収めている。
男子のエースチームは、許昕/樊振東の世界ランク1,2位がダブルスとシングルスで起用、世界ランク3位馬龍のシングルス起用というまさに世界最強チームとなっている。
写真:世界卓球を制した孫穎莎(写真左)と王曼昱/提供:ittfworld
一方、女子のエースチームである一団は、世界卓球優勝の孫穎莎/王曼昱ダブルス、世界ランク1位の陳夢のシングルスで初戦を突破している。
リオ五輪金メダリストの丁寧(ディンニン・同6位)、世界卓球女王の劉詩雯(リュウスーウェン・同4位)、朱雨玲(ジュユリン・同7位)が今大会欠場となっているが、こちらも世界最強のチームと言っても過言ではないだろう。
中国男女のエースチームが、2021年の東京五輪に向け国内でどのような戦いぶりを見せるのか17日からの試合にも注目だ。