"世界最強"チーム初戦突破 中国国内の東京五輪模擬大会で男女団体戦スタート | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:樊振東/提供:ittfworld

大会報道 “世界最強”チーム初戦突破 中国国内の東京五輪模擬大会で男女団体戦スタート

2020.08.17

文:ラリーズ編集部

<卓球・東京五輪模擬大会(中国)8月8日~21日>

16日、中国で行われている東京五輪模擬大会にて男女団体戦がスタートした。

14日までに混合ダブルス、男女シングルスの全試合が終了しており、混合ダブルスでは許昕(シュシン)/孫穎莎(スンイーシャ)ペア、女子シングルスでは孫穎莎、男子シングルスでは梁靖崑(リャンジンクン)が優勝を果たしている。

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男女団体戦では順当な結果に

男子団体トップ2シードは、一団が馬龍(マロン)、許昕、樊振東(ファンジェンドン)、二団が林高遠(リンガオユエン)、梁靖崑、王楚欽(ワンチューキン)、女子団体トップ2シードは一団が陳夢(チェンムン)、孫穎莎(スンイーシャ)、王曼昱(ワンマンユ)、二団が陳幸同(チェンシントン)、顧玉婷(グーユーティン)、孫銘陽(スンミンヤン)となっている。

男女ともにトップ2シードチームは16日の初戦を勝利し、8強入りを決めている。


写真:馬龍/提供:ittfworld

男子一団の馬龍は怪我のためシングルスを棄権していたが、団体戦には出場した。初戦で1ゲームを落としたものの、ゲームカウント3-1で勝利を収めている。

男子のエースチームは、許昕/樊振東の世界ランク1,2位がダブルスとシングルスで起用、世界ランク3位馬龍のシングルス起用というまさに世界最強チームとなっている。


写真:世界卓球を制した孫穎莎(写真左)と王曼昱/提供:ittfworld

一方、女子のエースチームである一団は、世界卓球優勝の孫穎莎/王曼昱ダブルス、世界ランク1位の陳夢のシングルスで初戦を突破している。

リオ五輪金メダリストの丁寧(ディンニン・同6位)、世界卓球女王の劉詩雯(リュウスーウェン・同4位)、朱雨玲(ジュユリン・同7位)が今大会欠場となっているが、こちらも世界最強のチームと言っても過言ではないだろう。

中国男女のエースチームが、2021年の東京五輪に向け国内でどのような戦いぶりを見せるのか17日からの試合にも注目だ。

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