【卓球】水谷・張本がベスト8 決勝は中国選手による争いに<カタールOP> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:水谷隼(木下グループ)/撮影:ittfworld

大会報道 【卓球】水谷・張本がベスト8 決勝は中国選手による争いに<カタールOP>

2019.03.31

文:ラリーズ編集部

<ITTFワールドツアープラチナ カタールオープン(ドーハ) 2019年3月26日~3月31日>

30日、カタールオープンは男子シングルス準々決勝が行われた。日本選手では張本智和(3月世界ランキング4位・15歳)=JOCエリートアカデミー=と水谷隼(同10位・29歳)=木下グループ=が準々決勝まで勝ち残っていたが、ともにベスト8で大会を終えた。

張本の相手はマティアス・ファルク(同15位・27歳)=スウェーデン=。張本と同じく早い打点でのプレーを得意とし、さらに異質ラバーを駆使するフォアハンドは手ごわいものがある。試合は一進一退の攻防となり、ピッチの早いラリーの応酬となった。最終ゲームまでもつれる接戦となったが、軍配はファルクに。張本は惜しくもベスト4進出はならなかった。

中国の強さが光ったカタールOP

張本を破ったファルクはその後の準決勝で林高遠 (同3位・24歳)=中国=と対戦。ファルクは世界ランキング3位の強敵に対してまたもフルゲームの接戦を演じるが、こちらは惜しくも敗れた。

一方の水谷隼は馬龍 (同12位・30歳)=中国=との対戦。けがからの復帰戦となった馬龍だが、強さは健在。水谷は1ゲームも奪うことができず、敗戦を喫した。
馬龍は続く準決勝で許キン(同2位・29歳)=中国=に勝利し決勝進出を決めている。31日の男子シングルス決勝は林高遠対馬龍の中国対決となった。

31日の女子シングルス準決勝に勝ち残っている4名も中国選手。カタールオープンは中国がその強さを見せつける大会となった。

カタールOP5日目 日本選手の結果

<男子シングルス準々決勝>
水谷隼 0-4 ○馬龍(中国)
2-11/6-11/6-11/13-15

張本智和 3-4 ○マティアス・ファルク(スウェーデン)
8-11/11-9/1-11/6-11/11-8/11-3/5-11