文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・韓国オープン 2019年7月2日~7月7日>
4日、3日目を迎えた韓国オープンでは、女子シングルス決勝トーナメントが始まった。1回戦で伊藤美誠(スターツ・7月世界ランキング7位)と相馬夢乃(遊学館高校・同109位)の日本選手対決が実現。伊藤がゲームカウント4-1で相馬を下し、2回戦へ駒を進めた。
「戦型も珍しく(フォア面が粒高ラバー)初対戦の選手だったのでやってみないとわからないという状態だった」という伊藤だったが、終始安定したプレーで相馬のカットをさばき、幸先よく3ゲームを連取。相馬も第4ゲームは粘りを見せて奪い返したが、反撃もここまで。伊藤が第5ゲームを落ち着いて取得し、勝利を決めた。
伊藤の次戦の対戦相手は、佐藤瞳(ミキハウス・同16位)。伊藤は連続で日本のカットマンと対戦することになる。
試合後伊藤は「まずはミスをしないということを一番に考えて、明日もカットマンの選手とわかっていたので、いろいろ試しつつできたと思う。しっかり日本人対決を制したことはプラスになる」と振り返った。
明日の試合についても「明日も日本人のカットマンの選手なので、しっかり自分らしいプレーをしたい。久しぶりのカットマンとの試合だったので、今日も対戦してカットの選手に慣れたと思う。シングルスもミックスも勝つことが一番。目の前の試合を大事にし、どんどん上に行けたらいい」と力強く意気込みを語った。
詳細スコア
写真:相馬夢乃(遊学館高校)/撮影:ラリーズ編集部
〇伊藤美誠 4-1 相馬夢乃
11-8/11-7/11-5/9-11/11-6