文:ラリーズ編集部
<卓球 ドイツ・ブンデスリーガ第4節&第7節 10月9、11日>
2020-2021シーズンのドイツ・ブンデスリーガ第7節グリュンヴェッターズヴァッハvsザールブリュッケンが10月9日に、第4節3試合が10月11日に開催され、王熹(ワンシ・ドイツ)擁するグリュンヴェッターズヴァッハが2勝を挙げて2位に浮上した。
>>第3節の結果はこちら 3連勝のデュッセルドルフ、単独首位に<卓球・ブンデスリーガ>
ベテランカットマンが躍動
新型コロナウイルスの影響で変則的な日程となった今シーズンのブンデスリーガ。その中でもグリュンヴェッターズヴァッハは、10月9日に第7節、10月11日に第4節を消化するというハードスケジュールだったが、36歳のベテランカットマン・王熹がチームを牽引した。
写真:王熹/提供:ittfworld
王熹は、2017年中国オープン男子ダブルスでベスト16に進出した実績を持つ、ドイツ国籍のカットマン。第1節以来欠場が続いていたが、第4節のフルダ・マーバーツェル戦と第7節のザールブリュッケンではそれぞれ2点起用。パトリック・フランチスカ(ドイツ)や、クアドリ・アルナ(ナイジェリア)といった世界ランキング上位の実力者にも競り勝ち、チームの勝利に大きく貢献した。
写真:クリスチャン・カールソン/提供:ittfworld
また、開幕3連勝で首位につけていたボルシア・デュッセルドルフはブレーメンと対戦。トップでクリスチャン・カールソン(スウェーデン)がマティアス・ファルク(スウェーデン) との同郷対決に勝利すると、続くアントン・ケルベリ(スウェーデン)、リチャード・ワルザー(ドイツ)も危なげなく勝ち星を挙げ、3-0のストレート勝ち。開幕4連勝を果たし、首位をキープした。
>>前回王者グリュンヴェッターズバッハ、ベスト8進出<卓球・ドイツカップ>
2020-2021 ドイツ・ブンデスリーガ第7節 結果
〇グリュンヴェッターズバッハ 3-2 ザールブリュッケン
〇王熹(ワンシ・ドイツ) 3-1 ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)
デニ・コズル(スロベニア)1-3 パトリック・フランチスカ〇
邱党(キュウダン・ドイツ)0-3 尚坤(シャンクン・中国)〇
〇王熹 3-1 パトリック・フランチスカ
〇邱党/Tobias Rasmussen(デンマーク)3-0 尚坤/ダルコ・ヨルジッチ
2020-2021 ドイツ・ブンデスリーガ第4節 結果
〇グリュンヴェッターズバッハ 3-1 フルダ・マーバーツェル
〇王熹 3-1 ムン・ファンボー(ドイツ)
Tobias Rasmussen 0-3 クアドリ・アルナ〇
〇邱党(キュウダン・ドイツ)3-0 ルーウェン・フィルス(ドイツ)
〇王熹 3-1 クアドリ・アルナ
〇ボルシア・デュッセルドルフ 3-0 ブレーメン
〇クリスチャン・カールソン(スウェーデン) 3-1 マティアス・ファルク(スウェーデン)
〇アントン・ケルベリ(スウェーデン)3-0 キリル・ゲラシメンコ(カザフスタン)
〇リチャード・ワルザー(ドイツ)3-0 Hunor Szöcs(ルーマニア)
〇ベルクノイシュタッド 3-2 ケーニヒスホーフェン
ステファン・フェゲル(ドイツ)1-3 バスティアン・シュテガー(ドイツ)〇
〇ベネディクト・デューダ(ドイツ)3-1 Abdel-Kader Salifou(フランス)
アルバーロ・ロブレス(スペイン)0-3 キリアン・オート(ドイツ)〇
〇ベネディクト・デューダ 3-1 バスティアン・シュテガー
〇アルバーロ・ロブレス/ステファン・フェゲル 3-0 キリアン・オート/Filip Zeljko(クロアチア)