5点先取にオレンジ球 特殊ルールの新大会開幕<卓球・WTTマカオ2日目見どころ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:許昕/提供:ittfworld

国際大会 5点先取にオレンジ球 特殊ルールの新大会開幕<卓球・WTTマカオ2日目見どころ>

2020.11.26 文:ラリーズ編集部

<卓球 WTTマカオ・11月25日~29日>

25日にITTF主催の新大会、WTTマカオが開幕した。この日は予選1回戦に相当するバトル1と、事前に発表された上位4選手によるシード順位決定戦であるトップ4の初戦が行われた。

>>WTTマカオについてはこちら

試合のスケジュールと特殊な試合方式

今回、WTTのプロモーションイベントとし5日間に渡って行われるWTTマカオ。試合のスケジュールは以下の通り。

バトル1(25日)
バトル2(26日)
トップ4シードバトル(25、26日)
準々決勝(27日)
準決勝(28日)
決勝(29日)

まず、初日の25日は、ランキング9-16位が抽選で対戦相手を決定し戦う予選バトル1と、ランキング1-4位の選手が準々決勝のシードを決定する「トップ4シードバトル」が行われた。

トップ選手もバトル1から参戦

今大会は、リアム・ピッチフォード(イングランド)や黄鎮廷(ウォンチュンティン・中国香港)、杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)、徐孝元(ソヒョンウォン・韓国)といった、世界ランキング上位の選手がバトル1から参戦した。


写真:グスターボ・ツボイ/提供:ittfworld

グスターボ・ツボイは、2020年ドイツオープンベスト8の趙子豪(ジャオズーホウ・中国)と対戦。下馬評では、実績十分の趙子豪が有利かと思われたが、ツボイは趙子豪のドライブを落ち着いて処理するなど、随所で素晴らしいプレーを見せ、3-1で勝利した。


写真:劉煒珊/提供:ittfworld

劉煒珊(リュウウェイシャン・中国)は、先日のワールドカップとファイナルズに出場した徐孝元と対戦。ファイナルズでは石川佳純(全農)に勝利し、孫穎莎(スンイーシャ・中国)にも善戦した徐孝元は、好調を維持していることもあり、有利に思われたが劉煒珊は、徐孝元のカットを粘り強く返球し、3-1で勝利した。

トップ4ではオレンジのボールを採用

トップ4シードバトルでは、通常の白いボールではなく、オレンジのボールを使用し、5ポイント先取の5ゲームマッチでプレーが行われた。


写真:馬龍/提供:ittfworld

先日のファイナルで優勝を果たした馬龍(マロン・中国)は、林高遠(リンガオユエン・中国)と対戦。1ゲーム目を落としたものの、2ゲーム目以降はすべて5-2で勝利して、ゲームカウント3-1で勝利した。

初日をプレーした馬龍は「実戦で5ポイント制は初めて。全てのポイントが重要に感じて、誰もが少し緊張したと思います。この方式についてはいろいろな見方があると思いますが、選手としては短いゲームの中で順応しなくてはならない」とコメントした。

陳夢(チェンムン・中国)は、リオ五輪金メダリストの丁寧(ディンニン・中国)と対戦。ワールドカップ、ファイナルと連続優勝を果たした陳夢は、この日も好調を維持。3ゲーム目を奪われはしたものの、4ゲーム目は失点を1点に抑えて、ゲームカウント3-1で勝利した。


写真:陳夢/提供:ittfworld

2日目見どころ

大会2日目となる26日は、予選2回戦相当のバトル2と、トップ4シードバトルの2試合目が行われる。バトル2からは、林昀儒(リンインジュ・チャイニーズタイペイ)やマティアス・ファルク(スウェーデン)、馮天薇(フォンティエンウェイ・シンガポール)、王藝迪(ワンイーディ・中国)といった、世界ランキング上位でワールドツアーなどでも結果を残してきた選手が参戦する。

中でも注目は、バトル1で下馬評を覆して勝利をあげたグスターボ・ツボイと劉煒珊だ。ツボイはファルクと、劉煒珊は鄭怡静(チェンイーチン・チャイニーズタイペイ)とそれぞれ対戦する。

変則的なルールや、オレンジボールの採用など、普段の試合とは少し違った雰囲気を見せるWTTマカオ。2日目の試合からも目が離せない。

>>世界ランク1位・陳夢、大会史上初の4連覇達成<卓球・ITTFファイナル最終日総括>

男子シングルス 初日結果

バトル1

〇リアム・ピッチフォード 3-1 張禹珍(ジャンウジン・韓国)
〇方博(ファンボー・中国)3-1 ロベルト・ガルドシュ(オーストリア)
〇黄鎮廷 3-2 アハメド・アリ・サレフ(エジプト)
〇グスターボ・ツボイ 3-1 趙子豪

トップ4

許昕(シュシン・中国)3-2 ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)
〇馬龍 3-1 林高遠

女子シングルス 初日結果

バトル1

チャン・リリー(アメリカ)3-0 ペトリッサ・ゾルヤ(ドイツ)
〇杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)3-2 ベルナデッタ・スッチ(ルーマニア)
田志希(ジョンジヒ・韓国)3-0 アドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)
〇劉煒珊 3-1 徐孝元

トップ4

〇陳夢 3-1 丁寧
王曼昱(ワンマンユ・中国)3-2 孫穎莎

男子シングルス 2日目組み合わせ

バトル2

林昀儒(リンインジュ・チャイニーズタイペイ)ー 方博
マティアス・ファルク(スウェーデン)ー グスターボ・ツボイ
王楚欽(ワンチューキン・中国)ー 黄鎮廷
鄭栄植(チョンヨンシク・韓国)ー リアム・ピッチフォード

トップ4

ウーゴ・カルデラノ ー 林高遠
馬龍 ー 許昕

女子シングルス 2日目組み合わせ

バトル2

鄭怡静(チェンイーチン・チャイニーズタイペイ)ー 劉煒珊
馮天薇(フォンティエンウェイ・シンガポール)ー チャン・リリー
王藝迪(ワンイーディ・中国)ー 田志希
陳幸同(チェンシントン・中国)ー 杜凱琹

トップ4

丁寧 ー 孫穎莎
陳夢 ー 王曼昱

【連載】なぜ中国は卓球が強いのか?


>>水谷隼や丹羽孝希が語る!なぜ中国は卓球が強いのか

男子ランキング
2021.01.28
世界
日本
1
樊振東(中国)
18490 pt
2
許キン(中国)
17260 pt
3
馬龍 (中国)
17020 pt
1
張本智和(日本)
12990 pt
2
丹羽孝希(日本)
9435 pt
3
水谷隼(日本)
9045 pt
女子ランキング
2021.01.28
世界
日本
1
陳夢 (中国)
19750 pt
2
孫穎莎 (中国)
16400 pt
3
伊藤美誠(日本)
15830 pt
1
伊藤美誠(日本)
15830 pt
2
石川佳純(日本)
11100 pt
3
平野美宇(日本)
10695 pt