東京五輪銀メダリストのフランチスカが初優勝<卓球・ヨーロッパトップ16> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:パトリック・フランチスカ/提供:ittfworld

大会報道 東京五輪銀メダリストのフランチスカが初優勝<卓球・ヨーロッパトップ16>

2021.09.23

文:ラリーズ編集部

<ヨーロッパトップ16 日程:9月18日~19日 場所:テッサロニキ>

9月18日~19日、ヨーロッパトップ16がギリシャのテッサロニキで行われ、男子シングルスで東京五輪団体銀メダリストのパトリック・フランチスカ(ドイツ)が初優勝を果たした。

フランチスカが初優勝

男子シングルス決勝には、フランチスカとマルコス・フレイタス(ポルトガル)が勝ち上がってきた。


写真:パトリック・フランチスカ/提供:ittfworld

共に勝てば、初優勝となる注目の一戦は第1ゲームをフランチスカが制する。すると、その勢いのまま第3ゲームまで連取し、あっという間に優勝に王手をかける。第4ゲームは、粘りを見せたフレイタスがデュースの末にモノにするが、第5ゲームは11-5でフランチスカが勝利。ゲームカウント4-1で、フランチスカがヨーロッパトップ16で初優勝を果たした。

フランチスカ試合後コメント

「決勝戦は、今大会でベストなパフォーマンスだった。僕らは素晴らしいラリーを繰り広げたが、結局は小さなポイントが積み重なった。今日は素晴らしい日になったよ」

男子シングルス結果


写真:男子シングルス表彰式/提供:ittfworld

優勝:パトリック・フランチスカ
準優勝:マルコス・フレイタス
3位:マティアス・ファルク(スウェーデン)、エマニュエル・ルベッソン(フランス)

初のタイトル獲得

女子シングルスでは、ニーナ・ミッテルハムが優勝を果たした。


写真:ニーナ・ミッテルハム/提供:ittfworld

女子シングルス決勝にはニーナ・ミッテルハム(ドイツ)とユ・フ(ポルトガル)が勝ち上がってきた。序盤はお互いに1ゲームずつ分け合う拮抗した展開となるが、第3ゲームと第4ゲームはミッテルハムが連取する。ユ・フは第5ゲームで挽回したいところだったが、14-12であと一歩及ばず。ゲームカウント4-1でミッテルハムがヨーロッパトップ16初優勝を飾った。なお、ミッテルハムは自身初のヨーロッパ主要大会タイトル獲得を果たした。

ミッテルハム試合後コメント

「今日の勝利は私にとってとても重要だった。これまで何度か迫ったけど、今日ついにタイトルを獲得することができた。これは私の今後のキャリアとヨーロッパ選手権にとってとても大きな意味がある。今日のユ・フはとても強かったけど、私の調子はとても良かったし、全てが思い通りだった」

女子シングルス結果


写真:女子シングルス表彰式/提供:ittfworld

優勝:ニーナ・ミッテルハム
準優勝:ユ・フ
3位:ベルナデッタ・スッチ(ルーマニア)、ハナ・マテロワ(チェコ)

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>>ニーナ・ミッテルハムの使用用具・大会成績・プロフィール