文:ラリーズ編集部
<アジア選手権2021 日時:9月28日~10月5日 場所:カタール・ドーハ>
28日、アジア選手権は初日を迎え、男女団体の予選リーグが行われた。
総括
写真:Archana Girish KAMATH(インド)/提供:ittfworld
男子団体の予選リーグでは、シンガポールやタイが各リーグで1位となり、予選通過のためのトーナメントに進出した。女子団体でもサターシャ・ムケルジーや、先日のWTT大会で活躍したArchana Girish KAMATH擁するインドやウズベキスタンがリーグ1位で予選通過のトーナメントへの進出を果たした。
2日目となる29日には、男女団体の予選順位決定戦と、決勝トーナメントの準々決勝が行われる。
2日目見どころ
写真:佐藤瞳(ミキハウス)/撮影:ラリーズ編集部
女子日本代表は、決勝トーナメントの準々決勝から登場する。早田ひな(日本生命)や佐藤瞳(ミキハウス)ら5名がメンバーとして登録されており、試合でどの選手を起用するか注目したい。女子団体では日本の他、韓国や中国香港なども準々決勝を迎える。韓国からは申裕斌(シェンユービン)や田志希(チョンジヒ)、中国香港からは杜凱琹(ドゥホイカン)や李皓晴(リホチン)と、ともに東京五輪の代表選手が団体戦のメンバーに登録されているため、準々決勝からハイレベルな戦いが予想される。
写真:張禹珍(チャンウジン・韓国)/提供:ITTF
男子団体の準々決勝でも韓国と中国香港が対戦する。こちらも、張禹珍(チャンウジン・韓国)や黄鎮廷(ウォンチュンティン・中国香港)といった五輪代表選手が登場することが予想される。同じ日に行われるもう1試合ではインドとイランが登場する。サティアン・グナナセカラン(インド)、ニマ・アラミヤン(イラン)と世界で活躍する選手が準々決勝で熱戦を繰り広げるかどうか注目だ。
決勝トーナメント以外にも、予選リーグに出場したチームによる順位決定戦も同時に行われる。
日本選手 試合予定
女子団体 準々決勝
日本 – 未定
アジア選手権とは
アジア選手権は、2~3年ごとにアジア各国の予選を勝ち抜いた選手によって、アジアNo.1を決める大会である。卓球の全種目(男女シングルス・男女ダブルス・混合ダブルス・男女団体)が行われ、各種目で優勝者が決まる。
日本勢の記録としては2017年大会の女子シングルスで平野美宇(日本生命)が中国勢3人に連続で勝利して優勝したことが記憶に新しい。ほかにも前回大会では男子ダブルスで吉村真晴(愛知ダイハツ)/戸上隼輔(明治大)ペアが3位、女子ダブルスで平野/石川佳純(全農)ペアと芝田沙季(ミキハウス)/佐藤瞳(ミキハウス)ペアがともに3位入賞を果たしている。
今大会では中国代表が、先日の第14回全中国運動会卓球競技の開催と、11月に控える世界選手権に向けたトレーニング等への影響を考慮し、WTT大会とともに不参加を表明している。また、日本からも東京五輪代表の選手は参加しないこととなり、6月の国内選考会を勝ち抜いた代表選手が参加することとなる。
安藤みなみインタビュー(2021年2月公開)
写真:安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)/撮影:田口沙織
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