宇田幸矢、熱戦演じるも世界1位の壁超えられず<卓球・WTTシンガポールスマッシュ2022> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:宇田幸矢(明治大)/提供:WTT

大会報道 宇田幸矢、熱戦演じるも世界1位の壁超えられず<卓球・WTTシンガポールスマッシュ2022>

2022.03.19

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTシンガポールスマッシュ2022 日時:3月7日~20日 場所:シンガポール>

19日、WTTシンガポールスマッシュ2022男子シングルス準決勝で、宇田幸矢(明治大)が、樊振東(ファンジェンドン・中国)と対戦。ゲームカウント4-2で樊振東が勝利した。

熱戦演じるも

世界ランキング1位(2022年3月19日現在)の樊振東は今大会、2回戦で森薗政崇(BOBSON)を下した後、安宰賢(アンジェヒョン・韓国)やパトリック・フランチスカ(ドイツ)などの実力者を退け、準決勝に勝ち上がってきた。


写真:宇田幸矢(明治大)/提供:WTT

第1ゲーム序盤から、宇田は得意のフォアハンドで積極的に攻め、5-2とリード奪う。しかし、樊振東は無理して攻めず、サーブやカウンターでポイントを重ね、すぐに逆転。そのまま第1ゲームも制する。

続く第2ゲームは宇田のロングサーブからの展開が功を奏し、11-7で宇田が勝利するも、第3ゲームは樊振東に奪われ、第4ゲームもデュースの末、最後はネットインで樊振東がモノにする。

後がなくなった宇田は第5ゲームも変わらず攻撃的な姿勢を貫き、デュースにもつれ込むがなんとか勝利。第6ゲームも宇田は序盤、5-0までリードを広げるが、そこから7連続ポイントで逆転され、万事休す。ゲームカウント2-4で宇田は敗れた。敗れはしたものの中国の樊振東を相手に堂々の戦いぶりを見せた。

男子シングルス準決勝結果


写真:樊振東(ファンジェンドン・中国)/提供:WTT

宇田幸矢 2-4 樊振東〇
9-11/11-7/7-11/14-16/13-11/9-11

【連載】なぜ中国は卓球が強いのか?

>>水谷隼や丹羽孝希が語る!なぜ中国は卓球が強いのか