文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTスターコンテンダードーハ2022 日時:3月25日~31日 場所:ドーハ>
30日、WTTコンテンダードーハ2022女子シングルス準々決勝で加藤美優(日本ペイントマレッツ)が田志希(チョンジヒ・韓国)と対戦。ゲームカウント3-1で加藤が勝利した。
世界ランク11位を圧倒
田志希は中国からの帰化選手で、韓国代表としてリオと東京の2大会連続で五輪に出場している実力者。世界ランキングも11位(2022年3月30日現在)で、昨年9月に行われたWTTスターコンテンダードーハではシングルスでベスト4まで勝ち上がっている。
写真:加藤美優(日本ペイントマレッツ)/提供:WTT
今大会ここまで好調を維持している加藤は、第1ゲームから得意の両ハンド攻撃で田志希を圧倒。第1、第2ゲームを連取し、一気に勝利に王手をかける。しかし、そこはやはり世界ランキング11位の実力者。第3ゲームはコースを突いた両ハンドで加藤のペースを崩し、第3ゲームは11-4で田志希が制する。
悪い流れになりかけるも、第4ゲームは再び加藤がペースをつかむ。回転量の多い両ハンドや巧みなコース取りで田志希を翻弄し、最後は田志希のバックサイドを鋭いボールで打ち抜き、試合終了。ゲームカウント3-1で加藤が勝利し、明日の準決勝に駒を進めた。
女子シングルス準々決勝
写真:田志希(チョンジヒ・韓国)/提供:WTT
〇加藤美優(日本ペイントマレッツ)3-1 田志希(チョンジヒ・韓国)
11-7/11-9/4-11/11-6