文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTスターコンテンダードーハ2022 日時:3月25日~31日 場所:ドーハ>
31日、WTTコンテンダードーハ2022女子シングルス準決勝で加藤美優(日本ペイントマレッツ)がハン・イン(ドイツ)と対戦。ゲームカウント4-2でハン・インが勝利した。
2ゲーム先取も逆転負け
ハン・インは昨夏の東京五輪にも出場したドイツ代表のカットマンで、TリーグのTOP名古屋にも所属している選手。先日行われたヨーロッパトップ16でも優勝し、38歳にして世界ランキング17位(2022年3月31日現在)に位置している実力者だ。
写真:加藤美優(日本ペイントマレッツ)/提供:WTT
決勝進出を狙う加藤は、序盤から得意の両ハンド攻撃を使いつつハンのカットを丁寧に繋ぐ作戦に。一進一退の攻防が続くが、冷静にポイントを重ねた加藤が、第1、第2ゲームを連取する。
しかし、第3ゲームからハンがカットに変化を加えると、加藤のミスが徐々に増え始める。第3ゲームを4-11で落とすと、続く第4、第5ゲームもハンが勝利し、ゲームカウント3-2と逆転を許す。
なんとか流れを変えたい加藤だったが、第6ゲームもハンのカットに苦しめられ、10-4とマッチポイントを握られる。最後もハンのカットにミスを誘われ、11-4でハンが第6ゲームを奪取。ゲームカウント2-4で加藤は敗れ、決勝進出を逃した。
女子シングルス準決勝
写真:ハン・イン(ドイツ)/提供:WTT
加藤美優(日本ペイントマレッツ)2-4 ハン・イン(ドイツ)〇
12-10/11-9/4-11/2-11/5-11/4-11