戸上隼輔、日本人対決制すもチームは黒星 村松雄斗はリーグ個人ランキング首位を独走<卓球・ドイツブンデスリーガ第10節> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:戸上隼輔(明治大)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 戸上隼輔、日本人対決制すもチームは黒星 村松雄斗はリーグ個人ランキング首位を独走<卓球・ドイツブンデスリーガ第10節>

2022.12.19

文:ラリーズ編集部

<卓球・ドイツブンデスリーガ2022-2023シーズン第10節>

12月16日~18日、ドイツブンデスリーガ1部の第10節が行われた。

戸上隼輔と神巧也が対戦

第10節では、日本代表の戸上隼輔(明治大)が所属するオクセンハウゼンと神巧也(ファースト)が所属するザールブリュッケンが対戦。1番シングルスではザールブリュッケンのダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)が制し、2番シングルスでは戸上と神の日本人対決が実現した。

試合は1ゲームずつ互いに取り合うも第3、第4ゲームを戸上が連取し、ゲームカウント3-1で戸上が神に勝利した。

しかし、第3マッチをザールブリュッケンが制し、第4マッチには戸上が再び出場するもヨルジッチに敗れ、マッチカウント1-3でオクセンハウゼンは白星を逃した。


写真:村松雄斗(La.VIES)/提供:WTT

また、今シーズンブンデスリーガ個人勝率ランキングで首位をキープする村松雄斗(La.VIES)が所属するマインツ05は、日本代表の宇田幸矢(明治大)が所属するケーニヒスホーフェンと対戦。好調の村松がこの試合でもシングルス2勝を挙げ、チームもマッチカウント3-1で勝利。村松はこの勝利で、今シーズン13勝1敗で個人勝率ランキング首位をキープした。

なお、宇田は3番シングルスに出場するもLuka MLADENOVIC(ルクセンブルク)に敗れ、今シーズン2勝目とはならなかった。

〇ザールブリュッケン 3-1 オクセンハウゼン

〇ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)3-1 サムエル・クルチツキ(ポーランド)

神巧也(ファースト)1-3 戸上隼輔(明治大)〇

〇パトリック・フランチスカ(ドイツ)3-1 キャン・アキュズ(フランス)

〇ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)3-1 戸上隼輔(明治大)

〇マインツ05 3-1 ケーニヒスホーフェン

Andrei PUTUNTICA(モルドヴァ)0-3 バスティアン・シュテガー(ドイツ)〇

〇村松雄斗(La.VIES)3-2 キリアン・オート(ドイツ)

〇Luka MLADENOVIC(ルクセンブルク)3-2 宇田幸矢(明治大)

〇村松雄斗(La.VIES)3-0 バスティアン・シュテガー(ドイツ)

ドイツブンデスリーガ(1部)2022-2023シーズン第10節

〇ザールブリュッケン 3-1 オクセンハウゼン

〇マインツ05 3-1 ケーニヒスホーフェン

〇フルダ・マーバーツェル 3-2 グリュンヴェッターズバッハ

〇グレンツァオ 3-2 ボルシア・デュッセルドルフ

ドイツブンデスリーガ(1部)2022-2023シーズン順位(12/19時点)

1位:ボルシア・デュッセルドルフ(9勝1敗)
2位:ザールブリュッケン(7勝3敗)
3位:ノイ・ウルム(6勝3敗)
4位:オクセンハウゼン(6勝3敗)
5位:ミュールハウゼン(5勝4敗)
6位:ブレーメン(5勝5敗)
7位:ケーニヒスホーフェン(5勝5敗)
8位:グリュンヴェッターズバッハ(5勝5敗)
9位:ベルクノイシュタッド(3勝7敗)
10位:グレンツァオ(3勝7敗)
11位:フルダ・マーバーツェル(3勝7敗)
12位:マインツ05(2勝8敗)

ドイツブンデスリーガ(1部)2022-2023シーズン個人ランキング(12/19時点)

1位:村松雄斗(La.VIES)(13勝2敗)
2位:ダルコ・ヨルジッチ(スロべニア)(9勝1敗)
3位:アントン・ケルべリ(スウェーデン)(8勝0敗)
4位:マティアス・ファルク(11勝5敗)
5位:キリル・ゲラシメンコ(9勝3敗)

元ブンデスリーガー・森薗政崇インタビュー


写真:森薗政崇(BOBSON)/撮影:伊藤圭

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