18歳の韓国代表が2冠達成 男子単ではデンマーク選手が躍進<卓球・WTTコンテンダーラゴス> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:申裕斌(シンユビン・韓国)/提供:WTT

大会報道 18歳の韓国代表が2冠達成 男子単ではデンマーク選手が躍進<卓球・WTTコンテンダーラゴス>

2023.06.20

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTコンテンダーラゴス 日程:6月12日~18日 場所:ラゴス(ナイジェリア)>

18日、WTTコンテンダーラゴスが閉幕し、各種目の優勝者が決定した。

申裕斌が単複2冠

東京五輪韓国代表の申裕斌(シンユビン・韓国)は、女子シングルス、女子ダブルス、混合ダブルスの3種目に出場。混合ダブルスでは3位に終わったものの、女子シングルスと女子ダブルスで優勝を飾り、大会2冠を達成した。

18歳の申裕斌は日本代表の木原美悠(木下グループ)と同世代。現在の世界ランキングでは韓国代表の最上位に位置しており、来夏に迫ったパリ五輪にも出場が期待されており、メダル獲得を目指す日本代表にとって大きな壁となるだろう。


写真:周启豪(ジョウチーホウ・中国)/提供:WTT

男子シングルスでは、世界ランキング35位(大会当時)の周启豪(ジョウチーホウ・中国)が、同14位のドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)を下して優勝を飾った。周启豪にとっては、昨年のWTTフィーダーパナギュリシテ以来のWTT優勝となった。


写真:ジョナサン・グロート(デンマーク)/提供:WTT

なお、今大会の男子シングルスでは、世界ランキング60位(大会当時)のジョナサン・グロート(デンマーク)が2回戦、準々決勝で中国選手を連破し、3位入賞を果たした。先日の世界選手権でもデンマークのアンダース・リンドが男子シングルスでベスト8入りを果たしたこともあり、今後はより一層、デンマーク勢の活躍にも注目が集まる。

WTTコンテンダーラゴス2023最終結果

男子シングルス

優勝:周启豪(ジョウチーホウ・中国)
準優勝:ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)
3位:ジョナサン・グロート(デンマーク)、ハーメット・デサイ(インド)

女子シングルス

優勝:申裕斌(シンユビン・韓国)
準優勝:李雅可(リヤケ・中国)
3位:王暁彤(ワンシャオトン・中国)、金娜英(キムナヨン・韓国)

男子ダブルス

優勝:張禹珍(ジャンウジン)/林鐘勲(イムジョンフン・韓国)
準優勝:袁励岑(ユエンリィツェン)/向鵬(シャンパン・中国)
3位:周启豪(ジョウチーホウ)/劉丁碩(リュウディンシュオ・中国)、林詩棟(リンシドン)/徐瑛彬(シュインビン・中国)

女子ダブルス

優勝:田志希(チョンジヒ)/申裕斌(シンユビン・韓国)
準優勝:范思琦(ファンシチ)/劉煒珊(リュウウェイシャン・中国)
3位:何卓佳(フーズオジャー)/王暁彤(ワンシャオトン・中国)、臧小桐(ヤンイユン)/楊屹韵(ジャンシャオトン・中国)

混合ダブルス

優勝:向鵬(シャンパン)/劉煒珊(リュウウェイシャン・中国)
準優勝:張禹珍(ジャンウジン)/田志希(チョンジヒ・韓国)
3位:林鐘勲(イムジョンフン)/申裕斌(シンユビン・韓国)、Manav Vikash THAKKAR/Archana Girish KAMATH(インド)

【連載】なぜ中国は卓球が強いのか?

>>水谷隼や丹羽孝希が語る!なぜ中国は卓球が強いのか

【動画】潜入!愛工大名電高校卓球部