中国勢が全5種目を制覇 表彰式ではまさかのサプライズも<卓球・WTTスターコンテンダーリュブリャナ2023> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:樊振東(ファンジェンドン・中国)/提供:WTT

大会報道 中国勢が全5種目を制覇 表彰式ではまさかのサプライズも<卓球・WTTスターコンテンダーリュブリャナ2023>

2023.07.10

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTスターコンテンダーリュブリャナ2023 日程:7月3日~7月9日 場所:リュブリャナ(スロベニア)>

9日、WTTスターコンテンダーリュブリャナ2023は大会最終日を迎えた。

樊振東、孫穎莎が制覇

男子シングルス決勝では、世界ランキング2位の樊振東(ファンジェンドン・中国)と世界ランキング1位の王楚欽(ワンチューチン・中国)が激突。互いにゲームを取り合う展開が続き、勝負は最終第7ゲームまでもつれるが、最後は樊振東が12-10で取り切って勝利。同士討ちを制して、男子シングルス優勝を飾った。


写真:孫頴莎(スンイーシャ・中国)/提供:WTT

女子シングルス決勝では、世界ランキング1位の孫頴莎(スンイーシャ・中国)と世界ランキング3位の陳夢(チェンムン・中国)が激突。こちらもフルゲームまでもつれる接戦となるが、最終第7ゲームは孫頴莎が11-6で制して、試合終了。WTTコンテンダーザグレブで平野美宇(木下グループ)に敗れた悔しさを晴らす優勝となった。

そして、男子ダブルスでは向鵬(シャンパン)/林詩棟(リンシドン・中国)ペア、女子ダブルスでは王藝迪(ワンイーディ)/蒯曼(クワイマン・中国)ペアが優勝を飾り、混合ダブルスを制した王楚欽/孫頴莎ペアと合わせて、中国勢が全種目で優勝を独占する形となった。


写真:表彰式でサプライズのケーキをもらい涙ぐむ倪夏蓮(ニーシャーリエン)/提供:WTT

また、女子ダブルスで準優勝に輝いた倪夏蓮(ニーシャーリエン)は、大会期間中に60歳を迎えたこともあり、表彰式ではサプライズでケーキをプレゼントされた。60歳を超えてなお、第一線で活躍する倪夏蓮の今後の活躍にも注目が集まる。

9日の試合結果

男子シングルス決勝

〇樊振東(ファンジェンドン・中国)4-3 王楚欽(ワンチューチン・中国)

女子シングルス決勝

〇孫頴莎(スンイーシャ・中国)4-3 陳夢(チェンムン・中国)

男子ダブルス決勝

〇向鵬(シャンパン)/林詩棟(リンシドン・中国)3-2 馬龍(マロン)/袁励岑(ユエンリィツェン・中国)

女子ダブルス決勝

倪夏蓮(ニーシャーリエン)/デヌッテ・サラウ(ルクセンブルク)0-3 王藝迪(ワンイーディ)/蒯曼(クワイマン・中国)〇

WTTスターコンテンダーリュブリャナ2023

男子シングルス


写真:男子シングルス表彰式/提供:WTT

1位:樊振東(ファンジェンドン・中国)
2位:王楚欽(ワンチューチン・中国)
3位:ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)、周启豪(ジョウチーホウ・中国)

女子シングルス


写真:女子シングルス表彰式/提供:WTT

1位:孫頴莎(スンイーシャ・中国)
2位:陳夢(チェンムン・中国)
3位:伊藤美誠(スターツ)、王曼昱(ワンマンユ・中国)

男子ダブルス


写真:男子ダブルス表彰式/提供:WTT

1位:向鵬(シャンパン)/林詩棟(リンシドン・中国)
2位:馬龍(マロン)/袁励岑(ユエンリィツェン・中国)
3位:安宰賢(アンジェヒョン)/林鐘勲(イムジョンフン・韓国)、アレクシス・ルブラン/フェリックス・ルブラン(フランス)

女子ダブルス


写真:女子ダブルス表彰式/提供:WTT

1位:王藝迪(ワンイーディ)/蒯曼(クワイマン・中国)
2位:倪夏蓮(ニーシャーリエン)/デヌッテ・サラウ(ルクセンブルク)
3位:バラボラ・バラージョバー(スロバキア)/ハナ・マテロワ(チェコ)、申裕斌(シンユビン)/田志希(チョンジヒ・韓国)

混合ダブルス


写真:混合ダブルス表彰式/提供:WTT

1位:王楚欽(ワンチューチン)/孫頴莎(スンイーシャ・中国)
2位:銭天一(チェンティエンイ)/梁靖崑(リャンジンクン・中国)
3位:林高遠(リンガオユエン)/王藝迪(ワンイーディ・中国)、黄鎮廷(ウォンチュンティン)/杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)

日本選手最終結果

男子シングルス

戸上隼輔(明治大):ベスト8
張本智和(智和企画):2回戦敗退
篠塚大登(愛知工業大):2回戦敗退
神巧也(ファースト):1回戦敗退
田中佑汰(個人):1回戦敗退
及川瑞基(木下グループ):予選3回戦敗退
吉村真晴(TEAM MAHARU):予選3回戦敗退
英田理志(HRマネージメント):予選3回戦敗退

女子シングルス

伊藤美誠(スターツ):3位
早田ひな(日本生命):ベスト8
木原美悠(木下グループ):ベスト8
長﨑美柚(木下グループ):3回戦敗退
張本美和(木下アカデミー):3回戦敗退
森さくら(日本生命):3回戦敗退
小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎):2回戦敗退
笹尾明日香(日本生命):1回戦敗退

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