文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTコンテンダー太原2023 日程:11月7~12日 場所:太原(中国)>
7日、WTTコンテンダー太原2023が開幕し、男女シングルスの予選が行われた。
日本人選手5人が本戦に出場
今大会、日本勢の男子は戸上隼輔(明治大)、松島輝空(木下アカデミー)、吉村真晴(TEAM MAHARU)が本戦から、鈴木颯(愛知工業大)と吉山僚一(日本大)が予選から出場する。
写真:鈴木颯(愛知工業大)/提供:WTT
7日の予選には鈴木と吉山が登場し、鈴木は趙大成(チョデソン・韓国)、吉山はニアゴル・ストヤノフ(イタリア)と対戦。鈴木は2度のデュースをものにできずストレートで敗れ、吉山はフルゲームで敗れた。
そのため、男子シングルス本戦には、戸上、松島、吉村の3選手が出場することとなった。吉村は今シーズンWTTフィーダーバンコクで優勝を飾っているが、戸上と松島は未だ優勝はない。世界ランキングで戸上は日本男子2位、松島は3位に位置しているだけに、今大会でも勝ち星を重ね、さらにポイントを積み上げたいところだ。
写真:木原美悠(木下グループ)/提供:WTT
女子シングルスには、木原美悠(木下グループ)と森さくら(日本生命)が出場する。木原は7月のWTTコンテンダーリマで3位入賞以降、シングルスでの上位進出は遠ざかっており、今大会では一つでも多く勝ち星を挙げたいところ。WTTフィーダーバンコク、WTTフィーダーストックホルムで優勝を飾るなど、好調を維持している森も、上位入賞を狙う。
また、今大会には王楚欽(ワンチューチン)、梁靖崑(リャンジンクン)、王曼昱(ワンマンユ)、王藝迪(ワンイーディ)など、世界ランキング1桁の中国選手が多数参戦する。そのため、通常のWTTコンテンダーよりも勝ち上がるのは難しく、上位を狙う日本人選手にとっては苦しい戦いとなることが予想される。
7日の日本人選手試合結果
男子シングルス予選2回戦
鈴木颯(愛知工業大)0-3 趙大成(チョデソン・韓国)〇
吉山僚一(日本大)2-3 ニアゴル・ストヤノフ(イタリア)〇
WTTコンテンダー太原2023参加日本人選手
男子シングルス
戸上隼輔(明治大)
松島輝空(木下アカデミー)
吉村真晴(TEAM MAHARU)
鈴木颯(愛知工業大)※予選から出場
吉山僚一(日本大)※予選から出場
女子シングルス
木原美悠(木下グループ)
森さくら(日本生命)
男子ダブルス
※出場なし
女子ダブルス
※出場なし
混合ダブルス
※出場なし