文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTコンテンダードーハ 2月28日~3月6日 カタール・ドーハ>
4日、WTTコンテンダードーハの男子シングルス2回戦で張本智和(木下グループ)が韓国の李尚洙(イサンス)にゲームカウント3-1で勝利し、準々決勝進出を決めた。
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張本、代名詞のチキータを封印 大人の卓球で勝利
写真:李尚洙(イサンス・韓国)/提供:ittfworld
2017年世界選手権でシングルス3位、ダブルス3位とブレークし、韓国のエースとしてTリーグでもプレー経験のある李に対し、張本は相手に先に攻めさせ、ラリーでミスを誘う“大人のプレー”で競り勝った。
レシーブでも代名詞のチキータを封印し、ストップレシーブを多用。ミスの少ない台上プレーで、李の出鼻をくじいた。また、時折見せる上から振り下ろすフォアハンドドライブで李をノータッチで抜き去るなど、プレーに進化を見せた。
WTT2大会は世界ランク上位の中国勢が大会への出場をキャンセルしたこともあり、張本は第1シード。「今回は中国選手がいない中、第1シードになったので、優勝できるように頑張っていきたい。今は全ての技術に少し自信があるので、2大会とも結果を求めて優勝できるようにしたい。」と張本は出国前に語っている。
WTTコンテンダー男子シングルス2回戦(ラウンド16)
〇張本智和 3-1 李尚洙(イサンス)
11-9/10-12/11-4/11-9
張本智和インタビュー
写真:張本智和(木下グループ)/提供:長田洋平/アフロスポーツ