文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTスターコンテンダードーハ 3月5日~13日>
WTTスターコンテンダードーハの女子シングルス3回戦(ラウンド16)に早田ひな(日本生命・世界ランキング26位)が登場し、鄭怡静(チェンイーチン・チャイニーズタイペイ・同8位)にゲームカウント3-1で勝利した。
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早田ひなvs鄭怡静
写真:早田ひな(日本生命レッドエルフ)/撮影:ラリーズ編集部
Tリーグサードシーズンでレギュラーシーズン14勝3敗、年間MVPを獲得した早田。その勢いのまま、直前のWTTコンテンダードーハでは、準優勝と駆け上がった。今大会も初戦となった2回戦をしっかり勝利し、3回戦に臨んだ。
写真:鄭怡静(チャイニーズタイペイ)/提供:ittfworld
対するはチャイニーズタイペイのエース・鄭怡静。世界ランキング8位と女子卓球界の中でトップクラスの実績を誇る。男子顔負けの威力を誇る両ハンドドライブと、縦横無尽に駆け回る俊敏なフットワークが持ち味だ。
早田ひな、8強入り
試合は、威力あるドライブを持ち味とする両選手が真っ向から打ち合う展開となる。第1ゲームはラッキーなネットインを味方につけた早田に軍配が上がった。
第2ゲームも接戦に。8-8の場面で鄭怡静側が早くもタイムアウト。そこから鄭怡静が上手くサービスを変え、11-9で奪い返した。
第3ゲームはサービスを上手く効かした早田が序盤リードを奪う。7-8の場面でも早田がサービスエースを奪い追いつき、早田が第3ゲームを11-9で制した。
3ゲーム連続で9点と紙一重の戦いは、ゲームカウント2-1の早田リードで第4ゲームへ。リードをして、少し余裕の出た早田が主導権を握り、8-3と突き放す。8-5で追い上げられたタイミングで早田がタイムアウト。ここで引き締めなおしたが早田が逃げ切り、ベスト8へ駒を進めた。
勝利した早田は、馮天薇(フォンティエンウェイ・シンガポール)と陳思羽(チェンズーユ・チャイニーズタイペイ)の勝者と次戦対戦する。
女子シングルス3回戦
〇早田ひな 3-1 鄭怡静(チャイニーズタイペイ)
11-9/9-11/11-9/11-8
早田ひなインタビュー
写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部
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