文:ラリーズ編集部
<東京五輪卓球競技 7月24日~8月6日 場所:東京体育館>
1日、東京五輪卓球競技では男女団体戦が始まり、女子団体1回戦に日本が登場した。ハンガリーを相手に1番ダブルスの石川佳純(全農)/平野美宇(日本生命)がゲームカウント3-0で勝利し、貴重な1勝をあげた。
日本女子が団体戦に臨む
日本女子の1回戦の相手は欧州の古豪ハンガリーだ。女子シングルスにも出場していたエースのゲオルギナ・ポータ(ハンガリー)が故障のため、リザーブ選手である45歳のマリア・ファゼカシュへとメンバー変更が行われた。
1番ダブルスには早速マリア・ファゼカシュが起用され、サンドラ・ペルゲルとのダブルスと石川/平野ペアの戦いで団体戦の火蓋が切って落とされた。
団体戦のみの出場である平野は今大会初試合だったが、しっかりと落ち着いて安定したプレーを見せる。サービス、レシーブ、ラリーとすべてにおいて高いレベルでのプレーを見せ、第1、第2ゲームを連取した。
第3ゲームは終盤まで競り合いになるも、日本ペアが逃げ切り、日本女子団体に貴重な1勝をもたらした。
続く2番シングルスでは、混合金、シングルス銅の伊藤美誠(スターツ)とドーラ・マダラース(ハンガリー)との対戦となる。
女子団体1回戦
日本 1-0 ハンガリー
〇石川佳純/平野美宇 3-0 マリア・ファゼカシュ/サンドラ・ペルゲル
11-7/11-7/11-8
伊藤美誠 – ドーラ・マダラース
平野美宇 – サンドラ・ペルゲル
石川佳純 – ドーラ・マダラース
伊藤美誠 – マリア・ファゼカシュ