文:ラリーズ編集部
<世界選手権個人の部(世界卓球2021)ヒューストン大会 日時:11月23日~29日 場所:アメリカ・ヒューストン>
23日、世界選手権が開幕し、混合ダブルス1回戦には宇田幸矢(明治大学)/芝田沙季(ミキハウス)ペアが登場。ワン・ユージン/チャン・モー(カナダ)ペア相手に3-2で勝利した。
粘り強いラリーで激闘を制す
カナダのペアは、東京五輪で準優勝した中国ペアと熱戦を繰り広げた難敵である。また、宇田は直前の男子シングルスでの肩の不調も懸念されていた。
写真:宇田幸矢・芝田沙季ペア/撮影:ラリーズ編集部
パワーのある攻撃で得点を重ねるカナダのペアに対し、日本ペアは安定感のあるラリーで優位に立ち第1ゲームを奪う。第2ゲームでカナダペアが1ゲーム取り返すも、台上技術やラリーでミスの少ない日本ペアが第3ゲームを取り王手をかけた。第4ゲームを取られ、2-2と並んだ最終ゲームはデュースまでもつれ込んだが、最後は宇田のフォアハンドドライブが決まった。
勝利した宇田・芝田ペアは2回戦で張本智和(木下グループ)・早田ひな(日本生命)ペアと対戦する。
混合ダブルス1回戦
写真:ワン・ユージン/チャン・モー(カナダ)/撮影:ラリーズ編集部
〇宇田幸矢(明治大学)/芝田沙季(ミキハウス) 3-2 ワン・ユージン/チャン・モー(カナダ)
11-9/9-11/11-6/10-12/12-10
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