文:ラリーズ編集部
<世界選手権個人の部(世界卓球2021)ヒューストン大会 日時:11月23日~29日 場所:アメリカ・ヒューストン>
23日、世界選手権が開幕し、男子シングルス1回戦に森薗政崇(BOBSON)が登場し、デニ・コズル(スロベニア)にゲームカウント4-0で勝利を収めた。
森薗政崇が登場
デニ・コズルは、スロベニアの次世代を担うと期待されている24歳で、ジュニア時代からヨーロッパで活躍してきたプレーヤーだ。
写真:デニ・コズル(スロベニア)/撮影:ラリーズ編集部
序盤は森薗が突き放すも、徐々にエンジンのかかったコズルが強力なバックハンドを繰り出す。一進一退の1ゲーム目はデュースにもつれ込むも、サービスの展開が光った森薗が接戦をものにした。すると2ゲーム目からは森薗ペースとなり、11-1、11-4と連取すると、4ゲーム目も逆転で制し、ゲームカウント4-0で森薗に軍配があがった。
写真:森薗政崇(BOBSON)/撮影:ラリーズ編集部
チキータから仕掛けるレシーブやラリー展開でも上手く前陣をキープした森薗の巧さが光る試合となった。勝利した森薗は、2回戦で中国香港のエース・黄鎮廷(ウォンチュンティン・中国香港)と対戦が決まっている。
男子シングルス1回戦結果
写真:森薗政崇(BOBSON)/撮影:ラリーズ編集部
森薗政崇 4-0 デニ・コズル(スロベニア)
15-13/11-1/11-4/13-11
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