文:ラリーズ編集部
<世界選手権個人の部(世界卓球2021)ヒューストン大会 日時:11月23日~29日 場所:アメリカ・ヒューストン>
24日、世界選手権は2日目を迎え、男子シングルス2回戦に丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)が登場、ダニエル・ハーベソン(オーストリア)に2-4で敗れた。試合後、丹羽は報道陣の質問に答えた。
丹羽孝希コメント
写真:ベンチで話し込む岸川聖也コーチと丹羽孝希/撮影:ラリーズ編集部
4ゲーム目のタイムアウト明けのプレーについて
自分のサービスを出して、相手のレシーブも思い通りに来たんですけど、そのボールがネットにかかってチャンスボールになった。そのボールをミスしてしまって、そのボールを取っていれば(ゲームカウント)3-1だったのでかなり有利な展開だった。そのゲームを取られて、難しい展開になってしまった。
試合全体を振り返ると
手応えは全然ないですね。自分のプレーが今日は悪すぎて、満足行く試合ができなかった。非常に情けない試合をしてしまったので、今後の国際大会の出場とかもちょっと考えていきたいなと思います。
内容が悪かったとのことだが原因は気持ちの面?
気持ちの面もそうですし、相手はツッツキとかストップとかしかやってこない相手で、普通だったら戦いやすいんですけど、そこで自分がポロポロミスしてしまったりとか、自分のプレーが悪すぎたので、本当に日本代表として情けない試合をしたなと思います。
次の国際大会出場についても考えたいということだが
今日のプレーだったらもうプレーしたくないですし、次からの世界選手権は、世界ランク関係なしで、国内トーナメントで(出場者を)決めるので、今回が最後というくらいの気持ちでプレーはした。
今までは(日本勢で)世界ランキング2番目で出られるだろうという感じだったが、次は1からの対戦で、若手の選手は世界卓球出たくて向かってくると思うので、その気持ちの差があると思う。
Tリーグなどもあって国内の試合も充実しているので、国際大会っていうのを今後どうするかを今後少し考えていきたい。
休んだらまた気持ちは変わるとは思うが
そうですね…今は負けたばかりであれですけど、今日のプレーは本当に良くなくて、日本代表として情けないプレーをしたなと思っています。
ハーベソンについて
相手はチキータがなかったので、僕としては戦いやすい相手だったんですけど、相手も良いプレーしてきましたし、僕のプレーも全然良くなかったので、それは勝てないだろうなという感じですね。
帰国後はまたTリーグで頑張っていくという感じか
帰って10日間隔離があるので、ゆっくり休んで、Tリーグでチームに貢献できるように頑張っていきたいと思います。
まずは今残っている選手の応援をしっかりして、チームジャパンとしてみんなが良い成績を残せるように応援してきたいと思います。
男子シングルス2回戦
丹羽孝希 2–4 ダニエル・ハーベソン(オーストリア)〇
8-11/11-9/11-5/15-17/9-11/4-11
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