文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTシンガポールスマッシュ2022 日時:3月7日~20日 場所:シンガポール>
18日、WTTシンガポールスマッシュ2022男子ダブルス決勝で、戸上隼輔/宇田幸矢(明治大)が、王楚欽(ワンチューキン)/樊振東(ファンジェンドン・中国)にゲームカウント1-3で敗れ、準優勝となった。
戸上隼輔/宇田幸矢 vs 樊振東/王楚欽
写真:宇田幸矢・戸上隼輔(明治大)/提供:WTT
戸上/宇田ペアは、初戦からニアゴル・ストヤノフ/ミハイ・ボボチカ(イタリア)、Nandor ECSEKI/Adam SZUDI(ハンガリー)、陳建安(チェンジェンアン)/荘智淵(チュアンチーユエン・チャイニーズタイペイ)を下し、決勝まで勝ち上がってきた。
写真:王楚欽(ワンチューキン)/樊振東(ファンジェンドン・中国)/提供:WTT
一方の中国ペアは、ティアゴ・アポローニャ/ジョアン・モンテイロ(ポルトガル)、CHEW Zhe Yu Clarence/POH Shao Feng Ethan(シンガポール)、邱党(キュウダン)/ベネディクト・デューダ(ドイツ)を下し、決勝まで駒を進めてきた。
左右ペア同士の対戦となったこの試合、日本ペアは中国ペアに物怖じせず、積極的に早い打点でドライブを叩き込んでいく。宇田のチキータも冴え、接戦に持ち込むが、第1ゲームは10-12とデュースで落としてしまう。
第2ゲーム、日本ペアが10-9とゲームポイントを奪うも、王楚欽のまさかのツッツキに台上を読んでいた宇田が空振りし、10-10。その後も中国ペアの丁寧なプレーに失点し、10-12とまたも日本ペアがデュースを落とす。
第3ゲームも序盤から日本ペアが得点を重ね、10-7と先にゲームポイントを握る。しかし、今回も中国ペアが得点を重ね、デュースへともつれ込む。粘りを見せる両ペアだったが、今回は日本ペアが持ちこたえ1ゲームを返した。
第4ゲームも接戦となるが、一段ギアを上げた中国ペアにじわじわと離され、ゲームカウント1-3で日本ペアは敗れ、準優勝に終わった。
男子ダブルス決勝
戸上隼輔/宇田幸矢 1-3 樊振東/王楚欽(中国)〇
10-12/10-12/14-12/7-11