田原彰悟がベスト16、松山祐季は中国選手に3連勝で大会を終える<卓球・WTTフィーダーパナギュリシテ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:田原彰悟(愛知工業大)/提供:WTT

大会報道 田原彰悟がベスト16、松山祐季は中国選手に3連勝で大会を終える<卓球・WTTフィーダーパナギュリシテ>

2022.09.06

文:ラリーズ編集部

<WTTフィーダーパナギュリシテ 日程:8月30日~9月4日 場所:パナギュリシテ(ブルガリア)>

4日、WTTフィーダーパナギュリシテは大会最終日を迎え、男女シングルスと男女ダブルス、混合ダブルス全ての種目で優勝者が決まった。

松山が中国選手に3連勝 本戦出場を決める

男子シングルスでは、日本から松山祐季(協和キリン)、田原彰悟(愛知工業大)が予選リーグから出場し、両選手ともに本戦出場を決めた。松山は、予選1戦でGao Yang(中国)、2回戦で牛冠凱(ニュウグァンカイ・中国)、3回戦でCAO Wei(中国)と中国選手に対して3連勝を収め、見事本戦出場を決めた。


写真:松山祐季(協和キリン)/提供:WTT

本戦1回戦では賽林威(サイリンウェイ・中国)との対戦となり、4試合連続の中国越えを狙ったが、賽林威の強烈なフォアハンドに押され、0-4のストレート負けを喫した。

田原が3回戦進出

松山と共に予選リーグを突破した田原は、本戦1回戦、2回戦共に完勝し、3回戦でジョナサン・グロート(デンマーク)との対戦となった。


写真:ジョナサン・グロート(デンマーク)/提供:WTT

田原は変化の激しい巻き込みサービスからの安定した両ハンド攻撃で得点を重ねたが、グロートの粘り強いフォアハンドに苦しみ、ゲームカウント1-4で敗退。3年ぶりの国際大会をベスト16で終えた。

中国選手の強さ際立つ

男子シングルスでは、決勝で周恺(ジョウカイ・中国)との同士討ちを制した周启豪(ジョウチーホウ・中国)が優勝。女子シングルスでは、中国選手に3連勝して決勝に進んだAdina DIACONU(ルーマニア)をゲームカウント4-0で下した陳幸同(チェンシントン・中国)が優勝を飾った。

今回開催された5種目中、女子ダブルスを除く4種目で中国選手が優勝する結果となった。


写真:周启豪(ジョウチーホウ・中国)/提供:WTT

最終結果

男子シングルス

優勝:周启豪(ジョウチーホウ・中国)
準優勝:周恺(ジョウカイ・中国)
3位:アンダース・リンド(デンマーク)、CAO Wei(中国)

女子シングルス

優勝:陳幸同(チェンシントン・中国)
準優勝:Adina DIACONU(ルーマニア)
3位:銭天一(チェンティエンイ・中国)、WU Yangchen(中国)

男子ダブルス

優勝:徐海東(シュハイドン)/CAO Wei(中国)
準優勝:周恺(ジョウカイ)/REN Hao(中国)
3位:趙勝敏(チョスンミン)/PARK Gyeongtae(韓国)、ベンス・マヨロス(ハンガリー)/アンダース・リンド(デンマーク)

女子ダブルス

優勝:プリティカ・パヴァデ/Camille LUTZ(フランス)
準優勝:曾尖(ゼンジャン)/ZHOU Jingyi(シンガポール)
3位:クリスティーナ・ケルべリ/リンダ・バルグストローム(スウェーデン)、Yuan WAN/Chantal MANTZ(ドイツ)

混合ダブルス

優勝:徐海東(シュハイドン)/WU Yangchen(中国)
準優勝:Leng Yutong/LIANG Yaanning(中国)
3位:Cedric MEISSNER/Yuan WAN(ドイツ)、Esteban DORR/Pauline CHASSELIN(フランス)

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