文:ラリーズ編集部
<2023年世界卓球ダーバン大会(個人戦)アジア大陸予選会 日程:1月7日~13日 場所:カタール・ドーハ>
12日、2023年の世界卓球ダーバン大会(個人戦)アジア大陸選考会は6日目を迎え、各種目の順位決定戦が行われた。
戸上が2勝、最終日へ
11日の17~24位決定戦で馬龍(マロン・中国)に敗れ、25~32位決定戦に出場となった戸上は、アルハドラディ・アリ(サウジアラビア)と対戦。
アリのテクニックに手を焼く場面も見られたが、ゲーム終盤には的確に対応し、ミスの少ない両ハンドドライブを見せた戸上がゲームカウント4-0で勝利。
写真:戸上隼輔(明治大)/提供:WTT
第2試合では、ノシャド・アラミヤン(イラン)との対戦となった。第1、第2ゲームでは競り合いとなるも、勝負所のラリー戦で打ち勝った戸上が2ゲームを連取。
写真:ノシャド・アラミヤン(イラン)/提供:WTT
第3ゲームでは、巻き込みサービスから広角に打ち分けるバックハンドで得点を重ねたアラミヤンが1ゲームを取り返すも、パワフルな両ハンドでアラミヤンのブロックを打ち抜いた戸上が第4、第5ゲームを連取。ゲームカウント4-1で勝利を決めた。
写真:戸上隼輔(明治大)/提供:WTT
13日に戸上は、25位、26位決定戦でQUEK Izaac (シンガポール)と対戦する。順位決定戦で勝利し、世界卓球代表権を獲得できるか注目だ。
12日の試合結果と13日の試合予定は以下の通り。
12日試合結果
男子シングルス
PANG Yew En Koen(シンガポール)1-4 ノシャド・アラミヤン(イラン)〇
〇戸上隼輔(明治大)4-0 アルハドラディ・アリ(サウジアラビア)
〇QUEK Izaac(シンガポール)4-2 ハーメット・デサイ(インド)
チュウ・ツェユ(シンガポール)1-4 何鈞傑(フージェンジェ・中国香港)〇
〇戸上隼輔(明治大)4-1 ノシャド・アラミヤン(イラン)
何鈞傑(フージェンジェ・中国香港)0-4 QUEK Izaac(シンガポール)〇
アルハドラディ・アリ(サウジアラビア)1-4 PANG Yew En Koen(シンガポール)〇
〇ハーメット・デサイ(インド)4-0 HEW Zhe Yu Clarence (シンガポール)
女子シングルス
NG Wing Lam(中国香港)0-4 CHITALE Diya Parag(インド)〇
TENNISON Reeth(インド)0-4 崔孝珠(チェヒョジュ・韓国)〇
WONG Xin Ru(シンガポール)0-4 劉馨尹(リョウシンイン・チャイニーズタイペイ)〇
WONG Xin Ru(シンガポール)1-4 NG Wing Lam(中国香港)〇
男子ダブルス
〇ABDULWAHHAB Mohammed/AL-MOHANNADI Ahmad Khalil(カタール)4-1 KENZHIGULOV Aidos/KHARKI Iskender(カザフスタン)
女子ダブルス
AKASHEVA Zauresh/MIRKADIROVA Sarvinoz(カザフスタン)4-0(WO) アナスターシャ・ラブロワ/ROMANOVSKAYA Angelina(カザフスタン)
〇ZHANG Wanling/ZHOU Jingyi(シンガポール)4-2 GOI Rui Xuan/WONG Xin Ru(シンガポール)
混合ダブルス
〇林兆恒(リンチャンフン)/NG Wing Lam(中国香港)4-1 RASHED Rashed/ALAALI Maryam(バーレーン)
〇KURMANGALIYEV Alan/MIRKADIROVA Sarvinoz 4-0(WO)カマル・アチャンタ/AKULA Sreeja(インド)
13日試合予定
男子シングルス
PANG Yew En Koen(シンガポール)- ハーメット・デサイ(インド)
ノシャド・アラミヤン(イラン)‐ 何鈞傑(フージェンジェ・中国香港)
戸上隼輔(明治大)‐ QUEK Izaac (シンガポール)
女子シングルス
NG Wing Lam(中国香港)‐ TENNISON Reeth(インド)